トイレリフォーム
■ 2019/12/24
トイレの床材はこう選べ!床選びの3つのポイント
トイレは毎日必ず使用する大切なスペースですよね。
狭いからこそお洒落な空間にしたい!清潔感のあるスタイリッシュなトイレにしたい!では、どの床材を選べばいいの?
自宅やオフィスのトイレの床をリフォーム・張り替えしたいけど、最近の床材はタイルだけでなく、フローリングクッションフロアなど床の種類もたくさんあって選び切れない。なんてことありませんか?
ほかの水まわり以上にトイレの床材選びはとっても重要。床材を変えるだけでも印象はガラッと変わります。
トイレの床材は、それぞれメリットとデメリットがあります。見た目だけで選んでは後悔することも。床材を選ぶときには「①掃除のしやすさ②価格③寿命」の3つのポイントを押さえておくのが大切です。
「3つのポイントを知ってトイレの床材を選ぼう」
どうしてトイレの床材選びが重要?
トイレの床は他の水まわりと違って水や尿の飛散により汚れや雑菌が湧きやすく、カビの発生も起こりやすい場所です。
リフォームしたばかりの頃はきれいでも、汚れてしまっては意味がありません。またトイレは、お客様が使うことも多い場所なので、床の見た目が悪いとトイレも汚れているように見られてしまいます。
床材選びの3つのポイントって?
トイレの床材を選ぶポイントは3つあります。それぞれのポイントを良く知って床材を選びましょう。
ポイントその1「掃除のしやすさ」
いつもこまめに掃除をしておきたいトイレ。掃除しにくいトイレはどんどん汚れが目立つようになり、使いたくなくなってきますよね。水や洗剤を使った掃除がしやすいことも大切です。しやすさが、結果的にトイレの機能性や実用性に繋がってしまうのです。
では掃除のしやすさは何によって変わるのでしょうか。日々の掃除を考慮し、水はけが良いか、洗剤に強いかなども重要なポイントです。凹凸の少ないフラットな床材は汚れが取れやすく、汚れがつきにくい加工をした床材を選ぶなど、自分好みのおしゃれなトイレにするための床材を選ぶとよいでしょう。
ポイントその2「価格」
どうしても気になってしまうのが値段=安さですよね。
トイレの床をリフォームする際に壁や天井のクロスも一緒に交換することが多くあります。全てを一度にリフォームすることで費用を抑えることが可能です。
リフォームするトイレの広さや、使用する床材によって費用も変わってきます。予算と相談しつつ、床材を選びましょう。
広さ1畳程度 | 広さ2畳程度 | |
クッションフロア | 2~4万円 | 2.5~5万円 |
フローリング | 4~6万円 | 5~7万円 |
タイル | 5~6万円 | 8~10万円 |
ポイントその3「寿命」
床材によっても違いますが、トイレの床の寿命は約10年程度と言われています。水やアンモニア、洗剤に強いかによって長持ち度は違います。
寿命が来てしまった床材は、落ちない汚れや黒ずみが目立つようになったり、剥がれてしまったりします。劣化を放置していると、水や汚れが入り込んでしまいカビの発生を促進させてしまうなど、床の下地にまで影響が出てしまいます。下地を守るためにも劣化を感じたら張替えをおすすめします。
「床材別のおすすめポイント度を教えます」
床材別の3つのポイントの星評価
3つのポイントを踏まえつつ、それぞれの床材ごとの特徴をお教えします。また、プラニングKの施工例も添えていますので、ご参考ください。
クッションフロア
掃除のしやすさ ★★★★★
価格 ★★★★★
寿命 ★★★☆☆
手軽でコストが低いことから、人気の素材です。耐水性が高く、掃除がしやすくお手入れも簡単。色や柄が豊富で、バリエーションが多いのも選ばれる理由の一つです。経年劣化が早いという弱点はありますが、衛生面を考えると定期的に交換が必要なクッションフロアを選ぶ方も多いです。
フローリング
掃除のしやすさ ★★★☆☆
価格 ★★★☆☆
寿命 ★★☆☆☆
見た目がお洒落で人気。他の部屋とのインテリアコーディネートとの統一感も出せます。
デメリットはフローリングには繋ぎ目があり、そこにアンモニアや水、清掃時の洗剤などが入り込むと黒ずみやシミができてしまい、取り除けていない水分が蓄積され最終的には腐ってしまいます。10年程度で定期的なお手入れが必要になります。工事は基本的に便器を外してから行うことが多いので、施工費もその分かかるようになります。
タイル
掃除のしやすさ ★★★★☆
価格 ★★☆☆☆
寿命 ★★★★☆
以前は小さなタイルを張り合わせてトイレの床に使用しているイメージが強く、耐水性に優れているため水回りにもよく使われていました。耐久性も高く、メンテナンスも簡単なのが特徴です。最近では見た目にも美しい高級感のあるタイルが増えていますが、施工期間が長く他の床材に比べて費用が高くなります。
ホーロー
掃除のしやすさ ★★★★★
価格 ★★★☆☆
寿命 ★★★★☆
飛び散り汚れも水拭きでサッと簡単に掃除ができます。シミや変色を防ぎ、ニオイも染み込まない画期的な内装材。ホーローは、使用時の汚れなどによる色あせ・変色、柄の剥がれなどの心配がないため、白色にしたい方も安心して選ぶことができます。
プラニングKのトイレの床材を使った施工例
-before- -after-
【内容】便器を和式から洋式にリフォームする際に床の段差を省き、タイル床からクッションフロアに張替えました。掃除のしやすさを重視し、飛散した汚れが取れやすいよう便器の周囲はキッチンパネルの壁を張ることをご提案しました。
-before- -after-
【内容】便器を和式から洋式にリフォームするタイミングで、タイル素材の床と壁もフルリフォーム。床の段差を省きフラットな床に施工し、クッションフロアに張替えることでスタイリッシュな印象と掃除のしやすさを向上させました。
まとめ
トイレの床をリフォームする際にはデザインや床材だけで選ぶのではなく、「掃除のしやすさ」「価格」「寿命」などを踏まえてライフスタイルにあった床材選ぶことも重要です。
高齢者や小さい子供がいるお宅は耐水性があり掃除のしやすさを重視するなど、汚れやすい場所だからこそ、より清潔さを保ち快適に使用することができます。
急な来客にも小さな応接室と心得て、お洒落な演出を心がけましょう。
プラニング・Kなら、この3つのポイント以外にもプロの目線でご要望にぴったりの床材をご提案することができます。ぜひ一度無料相談と無料見積もりをしてみましょう。