キッチンリフォーム
■ 2020/04/22
色で印象が変わる!キッチンカラーの選び方
キッチンをリフォームする際、どんな色にすればいいのか悩んでいませんか?
シンプルで清潔感のある白色、温かい雰囲気の茶色、オシャレでモダンな黒色…と、色がもつイメージ、心理的な効果は思ったよりも大きいものです。そのため、素敵なキッチンにしたいと思えば思うほど、色に悩んでしまう方も多いみたいです。
今回は、オシャレなキッチンを作るために知っておきたい
・色選びのポイント
・色ごとのイメージ について紹介していきます。
色選びのポイント
「部屋全体を見ると、キッチンの色が浮いている」「カタログで見たときと印象が違う」といったキッチンの色選びで失敗する原因は、家具や床面との調和が取れていないことが考えられます。服と同じように、キッチンの色を決めるときは配色バランスを考えて、できるだけ同じトーンで合わせるようにしましょう。
配色バランスって何?
配色バランスは、色の組み合わせとその比重のことを指します。配色バランスで必要な要素は、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーです。どの色を使うか、どこにどれだけ使うかで印象はガラリと変わります。無数にある色から色を決定することに頭を悩ませないためにも、基本的な3つの要素は覚えておきましょう。
ベースカラー
インテリアのベースとなる色、一番部屋の中で使われている色…床材や壁紙、天井の色がこれにあたります。ベースカラーは、白や明るいベージュなど他の色と組み合わせやすい色が一般的です。
メインカラー
ベースカラーの次に面積の大きい色。テーマカラーとも呼ばれ、部屋の目的に合う色の中で一番好きな色を選びましょう。キッチンの扉やワークトップなど部屋の中でも目立つ、大きめな物の色のことをメインカラーといいます。
アクセントカラー
小物などの差し色として使われるものです。ベースカラーとメインカラーが明るい色の場合はアクセントカラーを暗い色に、反対にベースカラーとメインカラーが暗い色の場合は明るい色にすると効果的です。
色別のイメージ
色を選ぶ際は、色が持つ特徴を把握することが大切です。例えば、白色のキッチンは清潔感がありそう、茶色のキッチンは温かみがある…など、理想とするキッチンの雰囲気がある場合は、そのイメージに合った色を選ぶようにしましょう。
定番の白色
白色は使う面積が増えれば空間全体をすっきりとまとめ、広々とした空間にみせる効果があります。また、キッチンに欠かせない「清潔」といったイメージにも繋がりやすいです。
しかし、他の色に比べて汚れや日焼けが目立ちやすいという欠点があります。もし、お部屋を白色で統一するのならこまめなお手入れが必要です。
パステルカラー
ちょっとだけ色味が欲しいときには、パステルカラーのピンクや黄色などを選びましょう。明るくかわいらしい印象になるため、女性に人気の色でもあります。
また、壁紙や床材に多い暖色系ともなじみやすいので、他の色と組み合わることも比較的簡単です。
ブラック系
大人のモダンカラー。キッチンに個性を出したい方にピッタリです。存在感があるだけでなく、生活感が出すぎずスタイリッシュな印象にもなります。
しかし、黒色は上級者向けです。傷や白っぽい汚れが目立ち、配色バランスに気を付けないと圧迫感がある部屋になってしまいます。
木目調
ナチュラル、カジュアル、シックなど、様々な雰囲気の空間にマッチする木目調キッチンは、時代を問わず人気です。明るさや色の違い、模様の入り方などバリエーションが豊富なため、選び方によってさまざまな雰囲気が楽しめます。
アクセントカラーを白色やパステルカラー、黒色にすると、色の特性を生かしながら温かい雰囲気をプラスすることができます。
まとめ
キッチンは生活をするうえで欠かせない場所です。家事を楽しく行うためにも、キッチンの色をとことんこだわってみてはいかがでしょうか?
また、キッチンの色はサンプルの色見本と実際の色とでは印象が異なる場合があります。ぜひ、ショールームで実物を見ることをオススメします。