その他
■ 2020/04/18
センスのいいお部屋に!アクセントクロスの選び方
みなさん、アクセントクロスってご存じですか?
アクセントクロスは、壁の一部分に目を引くような色柄の壁紙を張って、空間を演出するテクニックのことをいいます。アクセントクロスは「ポイントクロス」とも呼ばれており、単調になりがちな部屋を遊び心のあるおしゃれな空間にしてくれる優れものです。
一般的な日本の住宅は、部屋ごとに色を統一していることが多いです。「リフォームを機に壁紙を変えたい」「アクセントクロスをやってみたい」と思っていても、カラフルな色や柄の入った壁紙に挑戦するというのは、なかなか勇気がいることでしょう。
今回は、
・理想の部屋をイメージする
・アクセントクロスの選び方
・柄の持つイメージを知る についてご紹介します。
全面を色や柄の壁紙にすることに比べれば、アクセントクロスは手軽に空間をおしゃれにできます。自分の理想に合った壁紙を選んで、素敵な部屋づくりを楽しみましょう。
①理想の部屋をイメージする
部屋づくりを考えるときに大事なことは、部屋のイメージをつくることです。どんな家具を置く部屋なのか、どう使う部屋なのかを念入りにイメージしましょう。好きな柄や色を選ぶのではなく、置く家具のテイスト、床材の色など出来るだけ統一感があるようにします。また、その際にどの部分にアクセントクロスを貼るか考えることも大切です。
定番の張り位置は、ドアを開けて部屋に入った時に目につく位置の壁面です。例えば、ソファーの背面やドアや窓が無い壁面を選ぶと、アクセントクロスが美しく映えます。
アクセントクロスの割合は、部屋全体の2割・3割程度で押さえておくとバランスがいいです。つまり4面の壁の中のだいたい1面程度。これを超えると、バランスが崩れてごちゃごちゃした印象になってしまいます。
②アクセントクロスの選び方
部屋のアクセントとなる色や柄を壁に足すことがアクセントクロスの役割です。壁紙選びをする場合、「派手過ぎないように…」と考えてしまい、無難な色柄を選ぶことがあります。しかし、アクセントクロスで無難な色柄を選んでしまうと、かえってメリハリのないぼやけた空間になってしまいます。
アクセントクロス選びは思い切りが大切です。部屋全体に貼るとなると躊躇する色柄でも、アクセントクロスにはぴったり合う場合があります。まずはサンプルブックから気に入ったものを数点選び、アクセントにしたい壁面に実際に張り付けて、色柄の見え方を確かめましょう。その際は、想像と違っていたという失敗を防ぐために出来るだけ大きいサンプルを使いましょう。
③柄の持つイメージを知る
空間の個性に一役買うものがアクセントクロスです。単色のアクセントクロスを選ぶ場合は、その部屋の用途雰囲気に合わせて「落ち着ける寝室…アクセントクロスは濃い緑色かな」「明るいリビング…原色の黄色」となんとなく考えることができます。
しかし、柄に関してはイメージが湧きにくい方も多いでしょう。単色のアクセントクロスはシンプルで無機質な印象を与えることがありますが、柄の場合は遊び心や個性を印象付けることができます。柄クロスの種類も豊富で、その効果も様々です。パッと見て、理想の雰囲気を後押しするものを選ぶようにしましょう。
花柄クロス
エレガントで上品な印象の花柄の壁紙。
スイートからメルヘン調、絵画のような花まで細かいこだわりにも対応できます。モチーフの大きい花柄の壁紙を貼ると、インパクトがあり、より華やかな印象になります。 また、アイボリーやベージュなど淡いカラーがベースの花の壁紙を選ぶと開放感も演出できます 。
ストライプ・ボーダークロス
視覚効果抜群のストライプやボーダーの壁紙。
洗練された印象で機能性もあるため、あらゆる空間にピッタリです。色柄の豊富さも魅力で、お部屋のイメージに合わせて選ぶことができます。
ストライプの壁紙は高さを強調するので、低い天井をカバーしたい場合にオススメです。
( 線が太く強いカラーのストライプの壁紙は、面積によっては圧迫感を感じる場合もあるので、その空間の大きさを考慮した上で選びましょう )
レンガクロス
ぬくもりあふれ、親しみやすい雰囲気が魅力のレンガ柄の壁紙。 ナチュラルな色のレンガは、暖かみと優しさを感じられる部屋。ヴィンテージ風なレンガは、落ち着いた雰囲気と華やかさをプラスします。細かな白いレンガは、シンプルで上品なお部屋のさりげないアクセントとして効果的です 。
レンガクロスは、本物と見間違うクオリティの高いフェイクデザインです。花柄やストライプと比べると、派手さを感じずに使うことができるでしょう。
まとめ
アクセントクロスを活用すれば、お部屋を格段とおしゃれになります。「部屋の印象を変えたい」「インパクトのある部屋にしたい」という場合は、アクセントクロスを検討するといいでしょう。
また、もし自分で考えることに不安がある場合は、高松リフォームスタジオにお越しください。高松リフォームスタジオは、お部屋をテイストごとに展示しています。その中には、幾何学模様のアクセントクロスを活用したお部屋がございます。
ぜひ、お部屋の参考にしてください。スタッフ一同お待ちしております。