エクステリア
■ 2022/02/11
プライバシーを守る!目的に合ったフェンスの選び方
フェンスは、隣地境界に設置して敷地を明らかにするだけではありません。
門扉や車庫前ゲートとコーディネートしたり、庭の植栽を美しく見せたり、プライバシーを守ったりする役割もあります。
そこで今回は、目隠し効果のあるフェンスを比較しながら紹介します。配置の際の注意点も含めてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
フェンスを設置する際に気を付けること
フェンスは家の目隠しや家の印象を変えたいときに有効です。
しかし、フェンスは隣の敷地に極めて近い場所に設置するため、トラブルが生じることも少なくありません。検討する際には、隣の家に与える影響はどうか、広い視野で考えるようにしましょう。
隣の敷地との境界を確認する
フェンスを設置する際に、最も気を付けたいことは設置場所です。
境界が曖昧なまま設置をしてしまうと、隣の敷地を侵していたことに気づかず撤去する羽目に…、ということが起きる可能性があります。
もしも自宅の境界が曖昧な場合は、隣の敷地の持ち主と相談し、土地家屋調査師に調査を依頼するようにしましょう。
また、不要なトラブルを防ぐためにも、検討段階のときに隣の敷地の方に一声かけることが大切です。
種類別フェンス
完全目隠しタイプ
隙間のないアルミのパネルを並べ、完全に視線を遮るタイプ。
防音・遮音効果もありますが、その代わり風が抜けない仕様のため通気性はよくありません。
また、人によっては圧迫感を感じる場合もあります。
ルーバータイプ
ブレードに斜めに角度をつけて、視線を遮りながら採風できるタイプ。
また、風が抜ける構造のため、風の影響を和らげる効果が期待できます。
お住まいが台風の影響を受けやすい場合にも効果的です。
フェンスを設置する第一条件が「目隠し」の場合、完全目隠しタイプとルーバータイプで悩まれる方が多いです。
どちらも値段は同じくらいであるため、「絶対に完全目隠し!」というこだわりがなければルーバータイプをおすすめします。
半分目隠しタイプ
隙間を細くしたり、格子を厚くして斜めからの視線をカットしたりして視線をゆるやかに遮るタイプ。
完全目隠しタイプやルーバータイプの圧迫感に抵抗がある方におすすめです。
格子型からスリットなど、デザインもさまざまです。
目透かしタイプ
光を通すパネルを採用し、視線を遮りながらほんのりとしたシルエットが見えるタイプ。
目隠しはしたいけれど、部屋の中やお庭が暗くなるのは嫌だという方におすすめです。
すりガラス調の素材のため、近くで見るとうっすら映りますが、30cmも離れればほとんど見えなくなります。
フェンス以外の方法は?
目隠し効果のある外構は、生垣や塀などもおすすめです。
もちろんのこと生垣や塀にもいくつか種類があり特徴も様々です。まずは気になるものを見つけて、「設置が可能かどうか・メリットとデメリットは何か」について専門業者に相談をしましょう。
まとめ
フェンスはいろいろな素材・デザインがあります。タイプによって、メリットやデメリットといった特徴がそれぞれ違います。
まずは、フェンスを設置する目的を明確にして、敷地の状況を確認するようにしましょう。
また、香川県にお住まいでリフォームやリノベーションを考えている方は、
ぜひお気軽に 高松リフォームスタジオにご相談ください♪