キッチンリフォーム
■ 2021/12/09
キッチン ワークトップはどれを選ぶ?
新築やリフォームでキッチンを選ぶ際のポイントのひとつといえば、「ワークトップの素材」ではないでしょうか。
ワークトップは特に面積が広いため、キッチンのイメージを左右します。また、毎日使うことを考えて傷のつきにくさお手入れのしやすさなども考えなくてはなりません。
そこで今回は、ワークトップの代表的な素材の特徴と上手な選び方のポイントをご紹介します。
ステンレス・人造大理石の特徴
キッチンのワークトップにはさまざまな種類がありますが、なかでも多くのメーカーに採用されているのが、ステンレスと人造大理石です。
それぞれ色合いや質感はもちろん、汚れやキズの付きにくさ、お手入れのしやすさなどが異なります。生活スタイルや重視する部分に合わせて、適した素材を選ぶようにしましょう。
使い慣れた ステンレス
「キッチンといえばステンレス」のイメージがある方も多いでしょう。
ステンレスは鉄にクロムなどの金属を混ぜ合わせた合金です。その丈夫さ、耐久性の高さから、プロの厨房でも当たり前のように使われている定番の素材です。
メリット
水を吸い込まないため毎日のお掃除がしやすく、衛生的。
人造大理石と比べると、熱にも強く人造大理石のように割れることもありません。また、コストが低く抑えられるのも魅力的です。
デメリット
細かいキズが付きやすく、一度付いたキズは簡単に落とすことができません。水垢が目立ちやすいのもデメリットのひとつ。
最近ではそれらの欠点を補うため、表面に細かい凸凹をつけたエンボス加工やバイブレーション加工を施した製品が増えています。
おしゃれで明るい彩り 人造大理石
高級感漂うインテリア性と多彩なカラーバリエーションで、キッチンを明るくコーディネートしたい方に人気が高いです。
人造大理石は天然の大理石などを粉砕し、セメントや樹脂で固めた半人工素材であり、名前が似ている人工大理石とは別物です。
※メーカーによっては人造大理石/人工大理石のどちらかしか取り扱いを行っていない場合もありますので、気になる場合は確認をするようにしましょう。
メリット
他の素材に比べて色やデザインのバリエーションが多いこと、人造大理石特有の柔らかな表情が特徴です。
大理石と名前が付いているものの、人造大理石はアクリル系またはポリエステル系の樹脂を主とした人工素材でできているため、割れにくく、耐久性に優れています。
デメリット
通常の使用では問題ないものの、油やしょう油などをこぼして放置すると跡が残る場合があります。
また、紫外線の影響を受けやすく、白やベージュなどの薄い色のワークトップの場合、使い続けて年数が経つと黄ばんでくる場合があります。
一口に白といっても黄みがかったもの、くすんだものなど様々です。
インテリアや空間の雰囲気に合わせて、イメージ通りのキッチンに仕上がるものを選ぶようにしましょう。
まとめ
キッチンのワークトップを選ぶ際、「お手入れのしやすさ」や「デザイン性」、「丈夫さ」など様々な観点から考えることが大切です。
また、キッチンは水回りの中でも特にこだわりが強い場所だと思います。分からないこと・不安なことがありましたらお気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください。LIXILやクリナップなど実物展示も常に行っておりますよ。