キッチンリフォーム
■ 2021/09/05
キッチンに取り入れたい便利な設備
新築住宅を建てる時やリフォームをする時、多くの方がこだわりたい空間がキッチンです。キッチンは家族が集う空間でもあります。
そのためオプションも多く、検討すべき箇所が多いのが特長です。また、料理をする人にとっては長時間滞在する場所です。使い勝手の良い設備が揃っていると、家事もさらに楽しくなるでしょう。
ビルトイン食器洗い乾燥機
ビルトインの食器洗い乾燥機があれば、1台で食器洗いから乾燥までを行ってくれるため、食器を洗って拭く手間を省くことができ、食事の後片づけが楽になります。
食器洗い乾燥機自体が食器かごの役割も果たすため、調理台の上を広々と使うことが可能です。
食器洗い乾燥機専用の洗剤は手洗い用の洗剤と比較して洗浄力が高いため、自分で洗うよりもきれいになる場合もありますし、洗う温度も高いので衛生面もいいのです。
さらに、食器の後片づけなどに使っていた時間を別の時間に使えるので、時間も有効活用することができます。
食器洗い乾燥機は食事の都度使うよりも、まとめ洗いをする方が効率が良く、1日分の食器を夕食が終わった後に洗うという人も少なくありません。
寝ている間に食器が洗い終わっていれば、翌朝きれいなものを使うことができます。夜に使用することも考慮に入れて、音があまり出ないタイプの製品を選ぶと良いでしょう。
引き出し式のキッチン収納
シンクやコンロの下にあるキッチン収納は、以前は開き戸式が一般的でしたが、今では引き出し式が主流になっています。
引き出し式は開き戸式と比べると、収納力がかなり高いことが特徴です。開き戸式では奥にしまったものが見えにくく、中のものを取り出すためには、腰を大きくかがまなければならず不便でした。
しかし、引き出し式であれば、入っているものが上から見えるため、探す手間も省くことができ、物を取り出すときも楽に取り出しやすいです。
何より、引き出しの中にもう1つ引き出しが備えられているものもあり、デッドスペースになりがちだった空間も有効活用されています。
引き出しごとに深さも異なるため、鍋などの調理道具やふきん・ラップなどの調理小物、高さのある調味料なども収納することができます。
キッチン回りで使うものを効率良く収納でき、キッチン回りをすっきりと片づけることができるので作業効率も上がります。
キッチンの上に調味料などをいろいろのせて、雑然としていたキッチンの上がすっきりして見た目にも生活感がなくきれいに使うことが出来ます。
サポートシンク
水きりプレートやワイヤーポケットなどが備わった機能シンクも人気があります。
シンクの上に2段、レーンがあり、上段のレーンにプレートを置けば調理台と同じ高さでシンクの上がつながるため、調理スペースを広く取ることができます。
下段のレーンにプレートを乗せてお皿を置けば、上段のまな板の上で切った野菜を下段のプレートのお皿にスムーズに入れることが可能です。
周りが汚れやすいフライの衣付けなども下段のレーンに置いたプレートの上で行えば、調理台の上が散らかることもありません。
シンク内に水を流せば掃除ができるため、作業効率もうんと上がります。
これまで前かがみでやっていた米とぎや鍋を洗う作業なども、下段のレーンにプレートを置いたところに乗せて行えば、楽な姿勢で行うことが可能です。
洗い物をする際にも、洗っていないお皿を下段のプレートに乗せるなどすれば、汚れているものときれいに洗ったものを分けて置くことができます。シンクを2段や3段に分けて使うことにより、デッドスペースを有効活用できるだけでなく、作業効率を上げることが可能になるのです。
タッチレス水栓
タッチレス水栓は、手やお皿、調理器具などを先端にかざすだけでセンサーが働いて水を出したり止めたりすることができます。
手が汚れていても、蛇口をひねる必要がないため水栓が汚れず衛生的です。
こまめに止水をすることができるため、無駄に出していた水が少なくなり、水道代の節約にもつながります。
浄水器付き水栓
自宅に浄水器があれば、水道の蛇口からいつでも美味しい水を飲むことができます。
飲料水だけでなく、料理やお茶なども美味しくなります。
スーパーにペットボトルを買いに行く必要もなく、手間がかかりません。美味しい水を無料で提供するサービスを行っているスーパーもありますが、家に在庫がなくなれば、スーパーに出向かなければならず手間がかかります。
浄水器を水道に後付けした場合、コンパクトなものであってもある程度の存在感があります。
しかし、浄水器一体型の水栓を選べば、見た目は普通の水栓と変わらないため、シンク回りがすっきりとしていて、キッチンを広く使うことが可能です。
おいしい水をいつでも自宅で飲めるのはとても便利ですね。
まとめ
新築やリフォームをする時にあれもこれも欲しいという気持ちはわかりますが、欲しい設備をすべて導入すると予算が高くなります。自分たちのライフスタイルにあわせて必要なものから優先順位を付けて導入していくと良いでしょう。
快適な生活をするためには、最新のものを選ぶこと以上に、家族のライフスタイルに合わせたものを選ぶことがポイントです。