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■ 2021/07/07
汗やタバコ…気になる家のにおいを消す方法
人が生活すると、さまざまな原因で臭いが発生してしまいます。
家に帰った時やふとした時に「あれ、この部屋臭い…?」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
タバコの臭いや部屋干しの臭い、はたまた原因が分からない臭いにお悩みの方必見!今回は、臭いの発生原因、臭いの種類、臭いを抑える対処法をご紹介します。
においの原因を考える
汗が原因の場合
人は常に汗をかいています。汗というと暑い季節に限ったイメージかもしれませんが、実は気温の低い冬場でも汗はかいています。
その汗がソファや寝具などに染み付き、蓄積して知らない間に部屋の臭いになる場合が多いです。
また、玄関も汗の臭いが気になる場所です。
靴を履いたときに足が汗で蒸れ、徐々にその臭いが強く、そして周囲に漏れ出す場合があります。特に靴は頻繁に洗うものではないので、臭いが発生しやすくなります。
汗をかきやすい方は、寝室やリビングなどのくつろぐスペースだけでなく、玄関やウォーキングクローゼットなどにも気を配ると良いでしょう。
タバコの臭いが原因の場合
タバコの煙から出るヤニは、部屋の壁やカーテンにこびりつきます。その結果、部屋全体からタバコの臭いがする場合があります。
このタバコの臭いというのは、普段タバコを吸わない人にとっては嗅ぎなれない独特な臭いですので、タバコを吸わない・においに敏感な方を家に呼ぶときには注意が必要です。
また、賃貸の部屋にタバコのヤニ汚れやにおいがついてしまうと修繕費をとられる可能性が高いです。「どうしても吸いたい」という方以外は。室内での喫煙は避けることをおすすめします。
キッチンの臭いが原因の場合
キッチンも臭いが溜まりやすい場所です。
調理の過程で出た生ゴミや、コンロや換気扇の油汚れ、排水溝のに臭いなどが原因になりやすいです。
また、焼き魚やネギなどのにおいの強いものを調理した際には、しばらくそのにおいが残ることもあります。
風呂・トイレ・洗濯機など水回りの臭いが原因の場合
風呂やトイレ、洗濯機の周辺は湿度が高い場所です。
そのため、カビが生えやすいので水回りの掃除を怠ると、カビや油分、細菌などが固まったヘドロ状態になり、酷い臭いを発する場合があります。
また、トイレの場合は、排泄物から出るアンモニア臭にも注意が必要です。
排泄物は常に水で流しますが、見えない飛び散り汚れが原因で、気が付かないうちに嫌な臭いを発することも考えられます。
ペットの臭いが原因の場合
ペットを飼っている場合は、ペットの体臭・排泄物の臭いが原因になる場合があります。
そのうえ、毎日一緒に生活をしていると、その臭いに気づかない場合も多いので注意が必要です。
湿気によるカビの臭いが原因の場合
湿気が多い場所に住んでいると、床下・壁などにカビが生えている場合があります。
酷い場合には、壁にカビが生えてしまうこともあります。カビは健康にも害が及ぶだけでなく、シロアリなどの原因にもなるので、できるだけ早めに対処しましょう。
自分でできる臭いを消す方法
① 部屋の換気をする
部屋の臭いを除去したいときは、まず換気をしましょう。
ポイントは「部屋の空気が入れ替わるように2箇所以上窓を開ける」ことです。そして循環する道をつくることで、効率よく換気ができます。
② 炭で消臭
部屋のにおいを消す方法の一つに、炭を置くという方法があります。
靴箱やクローゼットなど、湿気がこもりやすい場所に置きましょう。また、炭は乾燥させれば半永久的に使えます。約 1ヶ月ごとに天日干しをすると、消臭効果が長持ちするのでおすすめです。
③ 濡れタオルを振り回す
時間をかけずに手軽に部屋の消臭をしたい時は、濡れタオルを振り回す方法がおすすめです。
部屋の換気をしながら、タオルに水分を含ませてにおいのついている壁や天井に向かって振ると、水分がにおい成分を吸収し、消臭することができます。
④ 茶葉を炒める
茶葉の出がらしにも消臭効果があります。
お茶を淹れた後の茶葉を弱火で炒めると、部屋の臭いが消えていき、品のある茶葉の香りがする部屋に変えることができます。
また、炒めた後の茶葉は消臭の元になるので、キッチン周りにおいておくと良いでしょう。
⑤ 無香料の消臭剤を購入する
これまでの方法を用意するのが難しい! という方は「無香料の消臭剤」を購入して部屋に置きましょう。
その際、臭いをごまかす「芳香剤」ではなく、臭い成分を吸収する「消臭剤」を購入することをおすすめします。
まとめ
どんなに綺麗に部屋を片付けても、部屋自体が臭いと悪い印象を受ける場合があります。
しかし、部屋の臭いは自分でも知らないうちに発生してしまいます。急な来客時に慌てないためにも、日頃から臭い対策を行うようにしましょう。