その他
■ 2021/03/20
カビ対策のリフォームを考える
カビは、 部屋のクロスの内側などの普段の生活では見えにくい場所で着々と育っていきます。
カビがあることに気付かないまま放置し、リフォームの時に指摘されて初めて知った人も多いのではないでしょうか。
家のカビには様々な要因があり、除湿剤やカビ取り剤を使うだけでは追い付かないこともあります。
「気が付かないうちに、大繁殖したカビに囲まれて暮らしていた!」といったことにならないよう、再度点検をしてみましょう。
カビ対策リフォーム
掃除したのにも関わらずすぐにカビが生えてしまう家は、カビ対策リフォームを行って、根本からカビの原因を排除していくことが必要です。
「カビが生えても掃除をすればいい」「それほど害はないでしょう」とカビ対策リフォームを後回しにしてしまう人が多いのですが、カビを放置するのは非常に危険なことです。
なぜなら、カビはアレルギーの原因となり、 気管支ぜんそくやアトピー性皮膚炎を引き起こす場合があります。さらに、カビはダニのエサにもなるのでダニが繁殖する恐れがあります。
家に生えやすいカビ
カビは菌糸と呼ばれる糸状の細胞からできており、胞子で増殖する菌類の一種のことです。主に湿気が多いところで繁殖して、住まいの中でも多く見られます。
最近では気密性の高い家が多く、このような家では特にカビが発生しやすくなっています。
①クロワカカビ(黒カビ)
家に生えやすいカビの代表です。
結露の多い場所に生えやすく、低温乾燥にも強い特徴を持っています。
場所としては、壁や浴室などによく生えてます。
②青かび
青カビといえば「食品に生えるカビ」というイメージですが、家具や押入れ、畳などにもよく発生します。
適度な水分と腐食性を持った有機成分のある場所を好むため、 湿度が高い場所に住んでいる方は特に注意が必要です。
これらのカビが原因で健康に影響を及ぼすこともありますので、カビが酷い場合はできるだけ早くカビ対策リフォームをするようにしましょう。
カビ対策リフォームの種類
家の中のカビは、こまめな掃除によって多少軽減することは可能です。しかし、先ほどもお伝えした通り、カビは見えない部分でも繁殖していることが多いです。
カビが生えやすい原因を見つけること、そしてそのうえでカビ対策のリフォームを行うことが、カビの発生を抑える根本的な解決に繋がります。
窓の結露が原因のカビには
二重窓設置でのカビ対策リフォームをおすすめします。
結露はカビ発生の原因のひとつです。
特に、壁紙や窓枠周辺にカビが生えやすい家や冬になると窓まわりが水浸しになっているような家におすすめです。
カビやダニでのアレルギーが気になる
カーペットからフローリングに貼り替えることをおすすめします。
カーペットはカビが生えやすい他、ダニの温床にもなりやすい場所です。
そのためアレルギーの原因になる場合もあるので、フローリングに貼替えるといいでしょう。
また、フローリングは掃除がしやすく、比較的カビが生えにくいという特徴もあります。
浴室のカビが酷い
浴室乾燥機設置をおすすめします。
浴室は黒カビが生えやすく、特にタイル浴室の場合一度カビが発生してしまうと掃除がしにくくなります。
そういった場合は浴室乾燥機設置をすることで、カビの発生を抑えながら浴室で室内干しをすることも可能になります。
まとめ
カビ対策リフォームをする時は、家の現状を正しく知り、何が原因でカビが発生しているのかをしっかり理解して行うことが大切です。
もし現状に不安がある方は、お気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください。 住宅の状態に合わせて、しっかり提案をさせていただきます。