浴室リフォーム
■ 2021/02/05
気になる汚れ…!浴室鏡のお手入れ方法
浴室は水回りのため湿気が多く、カビが生えたり汚れたりしがちで綺麗に保つのが難しい場所です。どれだけ丁寧にこまめに掃除をしても、月日が経つとどうしても汚れが目立ってしまいます。
「いつのまにか浴室鏡が曇ってしまった!」
浴槽や床面の掃除に気を取られてしまい、浴室鏡がおろそかになっていませんか?影が薄いわりに厄介な浴室鏡。自分の姿がはっきりと映らない、湯気だと思っていたら汚れだった、そんな方も多いのではないでしょうか?
今回は、
・お風呂の鏡が汚れてしまう原因
・お掃除の方法 を解説していきます。
時間が経つと、浴室鏡の汚れはどんどん頑固になります。この機会に、ぜひ正しい対処法を身につけましょう。
お風呂の鏡が汚れてしまう原因
鏡についたウロコのような汚れや白いモヤのような汚れ。こまめに洗い流しているのに、なぜか白く曇って汚れてしまう・・・。その原因は、水垢と石鹸汚れが考えられます。
①水垢
水垢は、水道水に含まれる「カルシウム」や「マグネシウム」「ケイ素」などのミネラルが蒸発して結晶化したもの。つまり、水垢を洗剤でしっかり洗い流したとしても、水分が残っているとそれが乾燥して固まり、第二の水垢になってしまいます。
②石鹸汚れ
石鹸汚れは、「金属石鹸」と呼ばれるものが一般的です。石鹸と名付けられてはいますが、洗浄力はありません。金属石鹸は水に溶けないため、水だけでは落とすことができず、頑固に鏡や床にこびりついてしまいます。
お掃除の方法
①「酸性」の洗剤を使う
水垢や石鹸汚れの主な成分であるカルシウムやマグネシウムを溶かすには、「酸性」の洗剤(お酢やクエン酸スプレーなど)を使いましょう。
頑固な汚れの場合は、酸性の洗剤をつけてスポンジでこすった程度では落ちません。洗剤をつけた後に、サランラップやキッチンペーパーなどでパックすることをオススメします。長時間洗剤につけることで、水垢がふやけて取れやすくなります。
※洗剤を使用する際は、注意書きや説明事項を必ず読んで下さい。酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤を混ぜて使うことは非常に危険です。鏡を酸性の洗剤で洗った時は、お湯や水で綺麗にすすいでからアルカリ性の洗剤をつけるようにしましょう。
②物理的に研磨して削り取る
アルミホイルやクレンザー、歯磨き粉などで鏡をこすると、しばらくの間は鏡が曇らずに綺麗な状態を保てます。酸性の洗剤では太刀打ちできない頑固な汚れに効果的です。
ただし、どの方法も鏡を傷つける可能性があるので注意が必要です。最初は目立たない端の部分をこすって、じょじょに様子を見ながら行いましょう。
まとめ
浴室鏡の水垢は、掃除より予防が大事!
水垢や石鹸汚れは一度できると石のように硬くなってしまい、取ることが難しくなります。
ただし、ついて間もない汚れであれば、洗剤で簡単に落とすことができます。面倒ではありますが、こまめに掃除をして予防するようにしましょう 。