内装
■ 2021/01/27
結露に困らない方法
冬の困りごとといえば「結露」。朝起きてカーテンを開けたとき、その都の様子が見えなくなった窓を見てうんざりしている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は結露対策リフォームについてご紹介します。
結露って何?
結露とは、窓ガラスや壁など冷えた物体の表面に空気中の水蒸気が凝縮し水滴となって付着する現象のことをいいます。
例えば、冬の窓が水滴で白く曇っていたりキンキンに冷えたビールを注いだことでグラスに水滴が付いていたり…。
特に家に関する現象で言えば、北側の部屋や外壁に面した押入れの中がいちばん湿りやすくなっているので注意が必要です。
結露対策のポイント
①部屋の湿気をおさえる
部屋の湿度が高いと、結露の原因でもある水蒸気が発生しやすくなります。
洗濯物の部屋干しを避けたり、適度な換気をしたりして、部屋の中の水蒸気を外に逃がすようにしましょう。
②住まいを断熱する
冬場は特に外の冷気を遮断することで、結露の原因である温度差を減らすことができます。
また、断熱効果のある窓にすることで、暖房時の熱の流出、冷房時の熱の流入を抑制し、エアコン効率もアップします。
内窓で家をより快適に
結露にお困りの方に特におすすめなものが「内窓」リフォームです。
一般住宅において、熱の出入りが最も多いのは、屋根や外壁よりも、窓などの開口部です。冬の暖房時には約6割の熱が開口部から流出します。そのため、窓の断熱性能・ 遮熱性能を高めると、暖房に頼り過ぎずに冬は暖かく理想の暮らしが実現します。
不快な結露の発生を大幅に抑える
今ある窓にプラスで内窓を取り付けることで新しい空気層が生まれます。
そうすることで室外と室内をしっかりと隔てる構造になり、大きな断熱効果を得られるようになります。
さらに、外気温の影響を受けにくくなり、結露の発生を大幅に抑えることができますよ。
スムーズに快適!内窓リフォーム
メーカーや窓の状態によっても多少の差がありますが、基本的には既存の窓の内側に窓を取付けるだけなので1窓約60分で内窓を取付けることが可能です。
また、内窓はマンションでも設置が可能な場合があります。(マンションは個人がリフォームできる「専有部分」と管理組合が管理する「共用部分」に分かれています。内窓の施工箇所は「専有部分」に当たることが多いです)
※マンションごとに管理組合の規約が違いますので、詳しくはマンションの管理組合・専門業者にご相談ください。
まとめ
冬の風物詩でもある「結露」。
しかし、結露は家の寿命を減らす危険性がある恐ろしい存在でもあります。大事な家を守るためにも、この機会に窓のリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
もし内窓など内装やエクステリアについて気になることがありましたら、お気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください。皆様のご来店・ご連絡をお待ちしております。