浴室リフォーム
■ 2021/01/13
風呂掃除の悩み事 風呂フタのカビを落とす方法
風呂フタは、お風呂のお湯を冷めないようにする大切なアイテムです。
しかし、この風呂フタは案外汚れやすい場所でもあります。「湿度の高い日、ちょっと掃除を怠っただけで風呂フタに黒いものが…」という経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、風呂フタについたカビをキレイに落とす方法をご紹介します。
お風呂とカビの関係性
カビが繁殖する条件は3つ、高温・多湿・栄養がポイントになります。
一般的な浴室は、常に湿度が高くて熱がこもりやすい、そのうえ皮脂汚れや石鹸カスなどの栄養が豊富であるため、ちょっとしたことでカビが発生、繁殖しやすいのが現状です。
特に、床と壁が接する部分のシーリングやタイルの目地、今回ご紹介する風呂フタの細かい溝は、汚れが付着しても気が付かない可能性が高いので注意が必要です。
風呂蓋のカビを落とす方法
用意するものは、
・ゴム手袋 ・ブラシ ・カッター ・ナイロンたわし付スポンジ ・浴室用中性洗剤 です。
①ナイロンたわし付スポンジのスポンジ部分に、カッターで縦横約1cm角の切れ込みを入れる
②スポンジに浴室用中性洗剤をしみ込ませて溝を掃除する
(ガンコな汚れは、スポンジではなくブラシで洗いましょう)
③洗剤が残らないよう、入念にシャワーで洗い流す
<注意>
・掃除中は十分換気をしましょう
・しつこいカビ退治にはカビ取り剤が効果的ですが、使用する場合は注意書きをよく読んでください
・カビ取り剤を吹きつけてから長い間放置すると、金属部分が錆びる恐れがあります
カビを防ぐ4つの方法
①温度を下げる
カビがもっとも活発に活動するのは20~30℃です。入浴後は冷水をまいて温度を下げるようにしましょう。
②湿度を下げる
カビは湿度70%前後で最もよく繁殖します。
そのため、入浴後2時間以上換気扇を回すか窓を開けて、浴槽には必ずフタをするようにしましょう。
③栄養源を絶つ
カビの好物は湯垢や石鹸カスです。
「最後に入浴した人は栄養源である汚れを水で洗い流す」などの習慣をつけるといいでしょう。
④空気を入れ換える
カビが発生しないためにも、常に換気をするよう心がけましょう。 浴槽に窓がある場合は、窓とドアの両方を開けて風の通り道を作ると効果的です。
浴室リフォームという選択肢も!
「掃除をしてもカビが消えない…」「もっと楽に掃除がしたい!」という方は、いっそのこと浴室をリフォームしませんか?
最新のお風呂は機能も充実、掃除がしやすい工夫はもちろんのことデザイン性も高いものが多くなっています。
また、風呂フタといえば「蛇腹もしくは折り畳み式、お湯につかる前に丸めて小さくするモノ」を想像する方が多いと思います。
しかし、最近の風呂フタは「組みフタ・パネルタイプ」が主流になっています。
組みフタ・パネルフタの特徴
組みフタ(組み合せタイプのフタ)は、フタ自体に保温性の高い素材が使われているため、他のタイプと比べると圧倒的に保温性が高いです。
メーカーによって素材は違いますが、中に発泡スチロールやアルミを挟んだものや、表と裏の樹脂の間に空気層が入っているものなど、断熱材の種類はさまざまです。
また、デコボコの少ないデザインであるため掃除もラク、水や汚れが溜まる場所も限られているのでカビも発生しにくいと言えるでしょう。
参照画像:TOTO 「ラクかるふろふた」
参照画像:LIXIL 「サーモバスS」
メーカーによっては、「従来のものに比べて軽いもの」や「浴槽と合わせて保温効果を各段に上げるもの」などがあります。カタログや実物などを見て、理想にあったものを選ぶようにしましょう。
まとめ
「湯船につかっていると、どうしてもカビが気になってゆっくりすることができない」という方も多いと思います。快適で美しいお風呂時間のためにも、できることから始めていきましょう。
また、浴室などのリフォームに関して何か気になることがありましたら、
お気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください♪