浴室リフォーム
■ 2021/01/08
至福のバスタイム。疲れを癒す最新機能
お風呂は、体を綺麗にするだけでなく日々の疲れを癒すこともできる場所です。「どれだけ疲れても・忙しくてもお風呂にだけは入りたい…!」という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お風呂にこだわりたい人必見!最新機能についてご紹介します。
入浴における医学的 健康効果
医学的に証明されている入浴の健康効果は、大きく分けて「温熱作用」「水圧作用」「浮力作用」の3つがあります。
①温熱作用「体が温まって疲れがとれる」
温熱作用は、「お湯で身体が温まった状態」のことをいいます。
お湯で身体が温まると、毛細血管が広がって血液の循環が良くなり、新陳代謝がアップして、体内に蓄積していた老廃物や疲労物質が排出されやすくなります。
これによって、肩こりなどがほぐれたり自律神経がコントロールされたり免疫力がアップしたりします。
②水圧作用「水圧で血の巡りが良くなる」
水圧作用は、「お湯に浸かっている部分に対して水圧がかかった状態」のことをいいます。
水の中にいると、どうしても身体の表面から内側に圧力がかかります。
そうすると、足にたまった血液が押し戻され、心臓の働きが活発になり、血液の循環に影響を与えます。
また、腹部にかかる水圧が横隔膜を押し上げて肺の容量を減少させるため、空気を補うために呼吸の回数が増え、心肺機能が高まります。
③浮力作用「身体の負担を減らしてリラックス」
浮力作用は、「水の中で物や体が浮く状態」のことをいいます。
お風呂に入ると、体重は約10分の1になります。普段 身体を支えている下半身への体重負担が減り、心身ともにリラックスができます。
メーカー別 お風呂の最新機能
「お風呂が好きでこだわりたい!心も身体も休める機能が欲しい」という人の為に、メーカー別におすすめの機能を紹介します。
商品やメーカーによっても特徴は様々ですので、ぜひ参考にしてください。
TOTO SYNLA(シンラ)
TOTOのシンラは、日常を快適にするTOTOのこだわりがつまったお風呂です。
リラックスを追求した機能が豊富で、「ファーストクラス浴槽」や「肩湯・腰湯」、「調光調色システム」などがあります。
◆ ファーストクラス浴槽
ファーストクラス浴槽は、人間工学による浴槽形状が入浴する人をサポートします。
頭や首、肩などの身体にかかる力が従来の浴槽より分散され、入る人をやさしく包み込み支え、身体を安心して預けられます。
そのため、長時間入っても疲れにくいという特徴があります。
◆ 楽湯(肩湯・腰湯)
ファーストクラス浴槽に適した配置で設計された肩湯と腰湯は、肩も腰もたっぷりの水流ですみずみまで温めることができます。
また、お風呂に入りながらリモコンが操作できるので、お好みの使い方が可能です。 さらに、使用するお湯は循環する方式のため無駄なく経済的です。「ジェットバスはお金がかかりそう…」と悩んでいる方にも安心ですね。
◆ 調光調色システム
調光調色システムは、1日の光のうつろいを参考にした4つの明かりを選べます。入浴する時間帯や気分にあわせて、心地よい明かりに調整してお好みの雰囲気でお風呂を堪能することができます。
リモコンのデザインもシンプルで使いやすく、お風呂に入りながら片手で操作が可能です。また、運転中は光って表示するため、入浴中のリラックス状態を邪魔しません。
LIXIL SPAGE(スパージュ)
LIXILのスパージュは、新しいバスルームでのくつろぎを提案するデザインや機能が揃っています。
スパリゾート施設を想像させる「肩湯や打たせ湯」、一流ホテルのバスルームのような「ハイビジョンシアター」などがあります。
◆ アクアフィール (肩湯)
アクアフィールは、首から肩にやさしいお湯をまとうかのような新感覚の肩湯になっています。
その構造は、全身浴はもちろんのこと半身浴でもリラックスができます。半身浴の場合でも、肩湯のおかげで全身浴のように温まることができます。そのため、美容や健康に興味がある方にもアクアフィールはおすすめです。
◆ アクアタワー (打たせ湯)
スパージュでなら、自宅にいながらスパリゾート施設のような打たせ湯を体験することができます。
心地よいお湯の刺激感とマッサージ効果で、お風呂に浸かるのとはまた違ったくつろぎ方ができるでしょう。「浴槽以外の部分にもこだわりたい」という方におすすめです。
◆ アクアシアター
浴室でたっぷりくつろぎたい方には、迫力の大画面をハイビジョンで楽しめるアクアシアターがおすすめです。
アクアシアターは、まるで映画館のような業界最大画面の浴室テレビを設置することができます。そのため、ヘッドレストにもたれて湯船につかりながら、臨場感ある映像と天井から降り注ぐサウンドで、快適なバスタイムを楽しむことができるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?お風呂好きな方にはたまらない機能ばかりだったかと思います。リラックスすることに特化したもの、長時間お風呂を楽しむことができるもの、これまで自宅のお風呂にはつけられなかったものなど、機能はさまざまです。
今回ご紹介したものは、新築はもちろんのことリフォームで取り付けることも可能です。日々の疲れを癒したい方は、ぜひとも検討してみて下さい。