内装
■ 2020/12/10
住まいのトラブル!リフォームでできるダニ対策は?
なんだか秋が過ぎてから、「喘息などのアレルギーが酷くなった」と感じたことはありませんか。
その原因の一つとして挙げられるのは、「ダニ」です。ダニは6~7月にかけて繁殖、増えたダニが9月の温度の低下によって大量に死に、その死骸やフンが原因でダニアレルギーを発症する場合があります。
そういったことにならないためにも、今回はリフォームでできるダニ対策をご紹介します。
ダニが増殖しやすい3つの条件
ダニが増殖しやすい3つの条件は、「高温・多湿・エサが多い環境」といわれています。
ダニの死骸はダニアレルゲンになり、アトピー性皮膚炎や気管支喘息、鼻炎といったアレルギー疾患を引き起こす原因となってしまいます。
風通しをよくして、湿度をコントロール!
ダニの繁殖を抑えるには「湿度」の管理が非常に重要になります。ダニの大量発生、健康被害を引き起こす前に効果的な対策を行うようにしましょう。
①採風機能の付いたドアにリフォームする
湿度の管理には、採風機能のあるドアが有効です。
通風機構付デザインのドアなら、扉を閉めたまま自然の風を住まいに取り込むことができます。風が気持ちいい季節は外気を取り込み、夏の室内でこもった熱を効率よく逃がすことができます。
また、玄関が風の通り道になることで湿度を快適に保つだけでなく、クツの臭いなどの問題も解決します。
②網戸を導入する
ドアをリフォームすることに抵抗がある方は、後付けの網戸リフォームをおすすめします。「網戸」といえば窓を想像する方もいると思いますが、玄関ドアも網戸を取付けることが可能です。
メーカーや商品によっては、ドアの形状を選ばずどんなドアにも取り付けが可能・必要ない季節には取り外すことも、汚れたらすぐに水洗いができるものなどがあります。
値段や状況に合わせて、どこまでの機能をこだわるか考えるようにしましょう。
③風を取り入れやすい窓にする
窓をひとつ開けるだけでは風はうまく通りません。
風がうまく入ってこない窓の開き方をリフォームで変えたり、明かり取り用の開かない窓を開くタイプに変更したりして、風の「入口」「出口」を確保するようにしましょう。
ダニの住処をつくらないことが大切!
先ほどもお伝えした通り、ダニは「高温多湿」とともに「食事と産卵ができる安息の場所」を好みます。特に、食べかすが落ちやすく長年使用しているカーペットやソファ、畳は注意が必要です。
市販の殺虫剤を使ったりクリーニングに出したり、どうにもならない場合は思い切って新調するのもひとつの手といえるでしょう。
まとめ
ダニは、繁殖できる条件さえ揃えばどんどん増えていきます。
一度駆除したとしても、環境が変わらなければ再びダニが発生することにもなるでしょう。そうならないためにも、環境の改善と普段のちょっとした心がけが大切です。
もちろん、高松リフォームスタジオでも「玄関や窓のリフォーム」「フローリングや畳の張替え」などの相談が可能です!お気軽にご連絡ください。