エクステリア
■ 2020/04/11
暑さ対策に有効なサンシェードとは?
最近急に日差しが強くなり、気温が上がっていると思いませんか。年々、夏の暑さが増して暑さ対策が必須となりましたよね。夏本場の8月の平均気温は、50~100年で1~2度上昇しているとも言われています。
暑さを感じてもエアコンをつけるにはまだ早い気がして勿体ない。しかし、近年では室内でも熱中症の危険性がとりざたされているように注意が必要です。
室内にいてもベランダや窓からの日差しが強く、とにかく夏は部屋が暑くなって困っている…なんとかしたいと思っている方も多いと思います。これから紫外線が強くなるこの季節にどのようなものが効果的なのか。本格的な暑さが到来する前に、早めの対策で快適に過ごせるおすすめ方法をご紹介します。
「暑さ対策に有効なサンシェードとは?」
近年夏の訪れが早くなり、日差しが強く暑くなるのも早まっています。早い時期からエアコンを使用していては電気代も高く、経済的な負担も大きくなります。
強い日差しで室内温度が上昇するのを防ぐため、エアコンを使って室温調整をすることも大事ですが、まずその前に日差しの差し込みを防ぐことで、室内温度の上昇を抑えることが可能になります。
強い日差しによる暑さ対策に有効なアイテムとして『日よけシェード』がおすすめ
日よけ対策としてすぐに思い浮かぶのは『すだれ』ではないでしょうか。すだれは日本で古来より使われ、歴史も長く、その効果も抜群です。日本人にとって暑い夏に清涼感を感じさせる風物詩ともいえるでしょう。
日よけシェード(サンシェード)は「洋風すだれ」ともいわれ、完全な遮光をしないため、程よく光が入ります。考え方としては同じで日差しを遮り日陰をつくるものです。
【「アウターシェード」の有無による室内温度の比較(YKK AP調べ)】
※サーモカメラ画像の色が黄→赤→白になるほど、温度が高い事を表します。
サンシェードのメリット
・通気性の良い素材で作られているため風通しもよく、日差しを遮り室内を心地よい室温にキープできる
・日よけを使用しない季節や強風時は、スッキリと収納できる
・耐候性が高く、すだれやよしずのように色褪せや傷みの心配が少ない
・工事が簡単なため施工時間も短く、費用も安い
・シンプルなデザインで複数のカラーがあるため洋風・和風問わずあらゆる住宅にも合う
・基本的には窓のメーカーを問わず、取り付けが可能
・紫外線対策にも有効で、夏場の強い日差しに含まれる紫外線をしっかり遮断できる。
「設置場所は?要点を抑えて効率よく暑さ対策を」
室内にカーテンやブラインドをつけ日差しを防ぐ方も多いかと思いますが、換気のほか屋根や壁、窓などが熱を伝えるため、室内側の設置では部屋の中に熱がこもってしまいます。
窓の外側にシェードを設置することで窓と日よけの間に空間ができ、これがいわば断熱材のような役割を果たし約80%の熱をカットすることができるといわれています。すだれやグリーンカーテンも日差し対策に効果的です。
※1一般複層ガラスの窓にスタイルシェードを使用した場合です。関連JISなどに基づき計測および算出した値であり、保証値ではありません。【LIXILデータ参照】
サンシェードは太陽の通過位置から東、西側に設置するのが良いの?
このような疑問を抱えている方は多いと思います。基本的には強い日差しや夏の暑さで過ごしづらいと感じている窓側に設置することをおすすめしますが、外部環境や家の構造などによって効果的な設置場所は変わってきますので、専門業者と相談しましょう。
サンシェードの他にできる対策とそれぞれの特徴について
オーニング
オーニングとは、可動式テントのことです。以前は店舗用が多いイメージでしたが、おしゃれなカフェ風の雰囲気を演出できるため最近ではリフォームで取り付ける方も増えてきています。日差しや雨を遮り、視界は開けているので明るさも取り入れることができます。
すだれ
日差しを遮り風通しが良いため、涼しく過ごすことができます。自分で取り付けが可能なため、昔から長く愛用されています。ただし雨風に弱く、劣化がしやすいのが問題点です。
グリーンカーテン
植物を利用した緑のカーテン。プランターに支柱を立てネットを張り、そこにつる性の植物を這わせて影を作るものです。見た目にも涼しく、育てる楽しみと収穫して食す楽しみも味わうことができます。
水やりなどの手入れが必要になりますので、管理が難しいという方はフェイクグリーンを使用することもあります。
マンション・アパートの暑さ対策にも効果的
ベランダと室内との距離が近いマンションやアパートでは、ベランダ内の熱が窓から伝わり室内の温度に影響します。建物が隣接していると屋外からの視線も気になり、カーテンを開けるのも躊躇してしまいます。サンシェードなら、日差しを遮るだけでなく、外部の目を気にせず換気ができるため、心地よく夏を過ごすことができるでしょう。
建物の構造上、シェードなどの取り付けができないマンションやアパートもあります。賃貸住宅の管理規約はしっかりと確認したうえで設置を検討し、専門の業者に相談することをお勧めします。
プラニング・Kでのサンシェード施工事例
プラニング・Kで工事を行った事例をご紹介します。
◆高松市M様邸
使用内容:LIXILスタイルシェード
向かいの畑だった土地に家が建ち、車や人通りが多くなり視線が気になっているとのことでご提案しました。
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◆高松市N様邸
使用内容:YKKアウターシェード
数種類の色から日差しカット率が1番高いグリーンをお勧めしました。手すりのあるバルコニーに設置したため、簡単に手すりに留めることも可能です。
まとめ
梅雨が明けたら夏本番です。これからますます暑くなりエアコンを多用する機会も増えるかと思います。
通常はエアコンで室温を調整し暑さをしのぎますが、高齢者や子供、ペットは私たち大人が気を付けて室温管理をしなければ熱中症や脱水症状を引き起こす可能性が考えられます。
日よけシェードは室温の上昇を抑えるため、結果としてエアコン使用も減り省エネ対策にも抜群です。手軽に安くできる暑さ対策としては最適のアイテムといえます。暑い夏に窓を締め切ってエアコンで過ごすいつものお部屋を、この夏は風を感じる快適な空間にしてみませんか。
プラニングKにサンシェード設置のお見積り、ご提案などいつでもご相談ください。今回ご紹介した商品以外にもお客様の要望に合わせたものをご用意できます。専門スタッフが暑さ対策に最適な商品・プランをご提案させていただきます。