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■ 2020/10/07
窓を考える。断熱と窓の関係性
どうも、高松リフォームスタジオ アドバイザーの石川です。
私は20年近く北海道で過ごし、21歳の夏 愛知県に転勤になりました。
その時の愛知県の暑さ…、今でも忘れないくらい北海道との温度差を実感しました。
特にビックリしたのは、「夏よりも冬の家の寒さ」です。北海道育ちの僕ですら、凍える寒さ。驚きを通り越して不思議で仕方なかったのですが、しばらくして、あることに気が付きました!
それは、「窓」。
北海道の家は外窓と内窓の二重窓になっています。これは、賃貸・持ち家関係なく標準仕様です。
なぜ、極寒の北海道では快適過ごすことができたのに、寒いイメージがあまりない愛知県で震えてしまったのか?私にとっては当たり前のものであった内窓って、もしかしてすごいのではないか?
そこで今回は、あの頃の私の驚きと感動いっぱいに「内窓のすばらしさ」についてご紹介します!
内窓ってなに?
一般的に窓というと、「アルミのサッシ窓」をイメージする方が多いのではないでしょうか。
「内窓」はアルミサッシの窓の内側に取付ける樹脂製の窓のこと、簡単にいうと窓が2重に取りつけてあるということになります。
参考画像:LIXIL インプラス
樹脂製のサッシは日本では珍しいですよね。
世界で見ると、外窓に樹脂製サッシを、ヨーロッパなどは60%以上、韓国では80%以上使われています。そんな樹脂製サッシは、アルミサッシの1000の1の熱伝導率で外気(暑い・寒い)の影響を受けにくくなっているため、断熱効果が非常に高いといわれています。
内窓には、どのような効果があるのか?
さきほど内窓の効果のひとつ「断熱効果」についてご紹介しました。内窓は窓が2つあること、樹脂サッシであることから室内・室外への熱伝導が激減します。
それ以外にも、窓と窓の間に空気の層が出来るため、「防音効果」が期待できます。
窓を2重にすることで、外からの不快な音が室内に入ることもなく、室内で発生した音が近隣に漏れるのを抑えることもできます。
人間の耳は、音の大きさが10dB下がると音が半減したように感じると言われていますが、内窓にリフォームすることで、外からの音を約15dB低減。騒音が半分以下に聞こえる 快適で静かな住環境づくりにも効果的といえるでしょう。
まとめ
内窓はいろいろな使い方が出来るので、様々な場面でご活用いただけると思います。
例えば、浴室・洗面所・キッチンの寒さ対策・目隠し効果。外気の風当りが強く結露の多い窓・出窓などの結露対策。ペットやお子さんの声などを配慮されたいご家庭は防音対策 にも良いでしょう。
内窓リフォームは、1窓約60分、複数窓あっても半日程度で完了します。ただ、施工時間は窓サイズや納まりによって異なりますので、詳しくはプラニング・K 高松吏フォースタジオのスタッフにご相談ください。
また、 高松リフォームスタジオでは、樹脂製サッシの内窓はもちろん外窓 窓まわりのサンシェードなどを常時展示いたしております。
実際に商品をご覧いただき、体感していただけます。ぜひご来店・ご相談ください。もちろんお見積りも無料で承ります!