浴室リフォーム
■ 2020/09/24
寒い冬が来る前に!暖かい浴室に快適リフォーム
気が付けば夏の暑さも和らぎ、ふとしたときに「寒い…」と感じることも増えてきた今日この頃。
なんだか、あっという間に冬が来そうな気配がしますね。
そこで今回は、寒い日も安心。浴室の温度差対策についてご紹介します。
冬に怖い!ヒートショック
ヒートショックは、急激な温度の変化によって血圧の乱高下や脈拍の変動などのダメージを受けることをいいます。特に冬場の入浴時や冷暖房の効いた部屋から外へ出た時などに起こりやすく、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞などの深刻な疾患につながる危険性があります。
また、平成29年には消費者庁からヒートショックに関する内容が発表されました。
引用:消費者庁ニュースリリース「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!」
上記にもある通り、私たちは「ヒートショック」と聞くと、血圧の変動でめまいを起こす程度を想像してしまいます。
しかし、重たい症状になると、入浴中に失神や心臓発作を起こして溺れてしまう場合もありますので、冬場は特に注意をしなくてはなりません。
断熱で温度差を軽減!各メーカーのおすすめ機能
入浴中の事故は、持病がない場合・前兆がない場合でも発生するおそれがあります。高齢者の方本人が注意するとともに、家族の方など周りの方も一緒になって事故防止を行うことが大切です。
そこで今回は、ヒートショック対策におすすめ各メーカーの機能をご紹介します。
①クリナップ「浴室まるごと保温」
浴室まるごと保温は、浴槽・天井・壁から床の裏側まで、バスルーム全体を保温材で包みこんでいます。天井と床には、厚さ2.5cmの保温材を採用。床面の裏側も保温剤でしっかりと保温しています。
そのため、入浴後30分経っても浴室は20℃以上と暖かさが長持ちするので、ゆっくりと入浴する人も、心地よい入浴時間を楽しむことができます。
②TOTO「三乾王」
寒い季節は洗面所や浴室を暖めることがヒートショック対策に有効といわれています。
この三乾王の特徴は、①暖房 ②衣類乾燥 ③換気 ④涼風と生活に便利な機能が搭載されています。特にこの暖房機能は、ハイパワーでより早く浴室を暖めることができます。さらに、タイマー予約で運転時間を設定すれば、待ち時間なく入浴が可能になりますよ。
③LIXIL「リプラス」
浴室に窓がある家は、熱が外へ逃げやすいので温度が下がりやすい場合があります。
そのため、内窓を設置したり高性能な窓に交換したりすれば、室内の熱を外へ伝えにくく、冷たい外気の影響も受けにくくなります。また、浴室用空調の効率アップにも繋がるのでおすすめです。
リプラスは、アルミ素材の利点である強度と耐久性、樹脂素材の利点である断熱性と防露性をもった窓です。さらに、熱の伝わりを抑えるLow-E複層ガラスでさらに断熱性能を高めることができます。
お家の断熱性を高めましょう!
ヒートショックから身を守るためには、家の中の温度差をなくし室温を適度に保つことが大切です。
特に、脱衣所やトイレも寒さを感じやすい場所です。また、「家全体が寒い」という場合は、窓やドアなどの開口部に問題がある可能性もあります。
「寒さが苦手」「身体に優しい住まいにしたい」という方は、まだ寒さが本格的ではない今のうちに、浴室だけではなく全ての部屋の断熱性を見直すことをおすすめします。
まとめ
お風呂は私たちの生活に欠かせない場所です。
これから寒くなっていきますが、変わらず楽しく気持ちよく入浴するためにも今の浴室を見直してみませんか。
また、高松リフォームスタジオでは3メーカー5パターンのユニットバスモデルを展示しています。
もちろん、相談やお見積りも可能ですので、リフォームしようか悩んでいる方はお気軽にお越しください。スタッフ一同お待ちしております。