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■ 2020/09/10
トイレの現場調査って必要なの?何を確認してるの?
「トイレの現場調査って必要なの?」よくお客様から言われます。
どんなリフォーム工事でも共通ですが、間違いのないご提案や工事をする為にも現場調査をお願いしています。
トイレひとつでも、さまざまなタイプ や設置条件などがあります。それを間違えるとご提案や御見積金額などが全く違ってきてしまいます。何を確認しているか?ご理解いただけると幸いです。
私たちがトイレの現場調査にお伺いするときに、まず拝見させていただくのが「排水方式」 と 「排水管が位置どこにあるか?」です。
既存の排水管の位置によっては、取り付けができるトイレ・できないトイレがあります。そのほかにも給水の位置やコンセントの位置、部屋の大きさ等、様々な要素を把握していくのが、トイレの現場調査です。
そこで重要な2点について解説させていただきます。
排水管の接続方法
トイレの排水には大きく分けて「床排水方式」と「壁排水方式」の2種類あることをご存じでしょうか?
戸建住宅では床下に給水・排水されていることが多いため、床排水方式が多いです。(戸建住宅でもコンクリート住宅や2Fのトイレは、壁排水方式の場合があります)
一方マンションのは、最近になって床排水方式のトイレが増えてきましたが、基本的にはやっぱり便器の横側・後側で排水管が接続されている壁排水方式が多いです。
排水位置
床排水方式ですと、「タンクの背面側の壁から何センチの位置に排水管の芯があるか?」がポイントになります。
配水管の芯は、今お使いの便器のメーカーや品番・年代によって様々な位置にありますが、床下の配管は当然トイレの下にあるので見えません。
1995年(平成7年)以降に新築・リフォームされたトイレは、このころより主流となった200mm固定式が多く採用されています。
壁排水方式ですと、「排水管の便器側の排水管の芯が、床から何センチの高さにあるか?」がポイントです。
通常:120mm = 12cm
一部:155mm = 15.5cm の位置にあります。
向きなどもあり しっかりとした確認が必要です。
どちらの排水接続でも、だいたいのトイレは簡単に排水位置を調べることが可能です。
これまでお使いのトイレの排水位置によっては、ご希望のトイレの排水位置と違うことがあります。そのため、床を一部剥がしたり、解体して床下の排水管をいちいち切り回ししていたり、トイレの取替に時間と追加の施工費がかかっていました。
しかし、今では簡単に対応できるリモデル対応キットというものがあります。
リモデル対応キットを使えば、既存の排水管位置が家々によって違っても簡単に設置できるようになり、工事時間の短縮や施工費も安くなります。
そのため通常の取替工事であれば、取替施工費と既設の撤去処分費で済み、設置時間は約2時間で完了致します。
※もちろん、一部のトイレは床下配管の切り回しが必要な場合があります。詳しくは専門業者に確認をするようにしましょう
まとめ
今回ご紹介した配水管の位置や配水管の芯の高さなどは、お客様自身でご確認していただいても調べてもらってもいいのですが、できることなら私たち現場のプロにお任せください。
現場調査は、一般的なトイレの場合ですと5分から15分程度で完了します。よほど特殊ではない限り、その場で排水位置などの確認も出来ます。
「トイレの現場調査って必要ですか?」
現場調査の必要性がおわかり頂けましたら幸いです。
私どもは、お客様へ 「最適なリフォームをしていただく為」の 現場調査だと思っています。
また、「和式トイレ から 洋式トイレへの変更」や「介護対応のトイレ提案」、「工事コミコミのお得なトイレリフォームパック」、「トイレ取替とご一緒に壁紙・床の貼り替え工事」はいかがですか?
当店 高松リフォームスタジオは、お客様のご希望に寄り添うご提案させていただきます。ぜひ、お気軽にご来場・ご相談ください。