キッチンリフォーム
■ 2020/07/20
対面キッチン ダイニング側のスタイルとその魅力
対面キッチンのダイニング側には様々なスタイルがあることをご存じでしたか。
ダイニング側に座るスペースを設けたり、カウンターの下に収納が付けられたりできるということを知らない人も多いかもしれません。
そこで今回は、対面キッチンのダイニング側のスタイルにはどのようなものがあるか、またその魅力を併せてご紹介します。
椅子を置くスタイルとその魅力
対面キッチンのメリットは、料理をしながらダイニングやリビングにいる家族の顔を見ながらコミュニケーションをとることができるということです。
キッチンのダイニング側に椅子を置くことで、より身近に家族や友人とおしゃべりをしながら楽しく炊事ができるようになります。カフェのような雰囲気になるのもうれしいですね。
テーブルタイプ
テーブルタイプは、アイランドキッチンのカウンターがダイニング側に広く伸びたスタイルです。
カウンターの下はオープンになっているので、椅子を置けばそのまま簡単な食事ができます。料理を出すのも後片付けもすぐにできて便利です。
キッチンのカウンターの高さはダイニングテーブルよりも15㎝程度高いので、椅子はスツールのような座面が高いものか、高さが調整できるものを選ぶようにしましょう。
ハーフ(セミ)収納タイプ
ハーフ(セミ)収納タイプは、テーブルタイプの一部に収納が付いているスタイルです。
「椅子を置いて簡単な食事はサッと済ませたい」、さらに「収納もあると便利」と感じる方は、この収納タイプを選ぶといいでしょう。
ローカウンタータイプ
ローカウンタータイプは一般のダイニングテーブルと同じ高さのカウンターを取り付けたスタイルで、ダイニングの椅子を使うことができます。
ダイニング側からキッチンの手元が見えず、キッチン側から水が飛び散る心配もありません。
最近は、ダイニングやリビングで学校の宿題をする子供たちが増えているため、勉強する子供たちの様子を見ながら食事の支度ができるというのは、小さなお子さんがいる家庭では嬉しいことですよね。
収納スタイルとその魅力
ダイニングで使うモノは、カトラリーやグラス類などのキッチングッズだけでなく、文房具類や書類、薬、新聞雑誌、郵便物、各種説明書など細々としたものが多いので、十分な収納があるととても重宝します。
キッチンの扉のデザインと合わせることで全体に統一感がでます。また、収納したものが見えないので、雑然とすることなくいつでもスッキリ片づけることができます。
ダイニング側の収納の奥行は大体20㎝〜30㎝前後が多く、キッチンのシリーズや収納のタイプによって異なります。また、キッチンの種類によって対応している収納も変わってくるので、事前の確認が必要です。
全面収納タイプ
ダイニング側のカウンター下の全面が収納になっていて、キッチンによって開き扉や引き出し、引き違いなどスタイルが違います。
この部分だけでも十分な収納があると感じる方は多いようです。また、スッキリとスタイリッシュなイメージになるので、そういう雰囲気の空間にしたい方には特におすすめです。
飾り棚+収納タイプ
全面収納タイプの中にオープンスペースをもうけることで、飾り棚としても利用できるタイプです。
散らかりやすいものは扉の中に片づけて、オープンスペースには、お部屋の雰囲気に合わせたお気に入りのモノを飾ったり、すぐに取り出したいモノを置くなど、使い方は様々です。飾る楽しみを兼ね備えた収納です。
飾り棚+大容量収納タイプ
ダイニング側に大容量のシステム収納を設けたタイプで、高い部分まで収納として使えます。
ダイニングに本棚を置くことを考えている方は、このようなタイプの収納を考慮するといいでしょう。
まとめ
対面キッチンのダイニング側を有効に活用すると、今までとは違う生活スタイルや便利な収納を手に入れることができます。
リフォームで対面キッチンを設置する場合は、部屋の広さやダイニングテーブルのレイアウトを考えながら、ダイニング側の活用方法も検討してみてはいかがでしょうか。