玄関リフォーム
■ 2020/06/26
玄関・廊下の壁紙をおしゃれに張り替えよう!
ドアを開けたときに目に飛び込んでくる玄関。「第一印象は玄関できまる」と言われるくらい、大切なスペースです。
家族だけではなく来客の方にも見られるので、おしゃれでステキな空間にしたいですね。
そこで今回は、玄関やそれに続く廊下の壁紙を張り替える際のおすすめの色や種類・アクセントクロスを選ぶ際のアドバイスをご紹介します。
おすすめの色や種類
色味はどのようなものを選ぶと良いか
玄関が暗くなると、お家の印象もあまりよくありません。
玄関から奥へ続く廊下は、明るく清潔に見せるホワイトやベージュなどの明るい色を選ぶことが基本です。
明るい色を選ぶことで、狭い空間を広く見せる効果があります。
玄関・廊下には機能性壁紙を選ぶ
玄関や廊下は人の出入りが多く、汚れや匂いなどが付きやすい場所です。
大きな荷物を持って出入りする際に擦ってしまったり、ベビーカーや車イスなどを出し入れする時に傷付けてしまうこともあります。また、子供が汚れた手でそのまま触ってしまうことも少なくありません。
最近では、お家の中で猫ちゃんやワンちゃんなどのペットを飼う家庭もが増えてきました。玄関ドアを開けた時に、いやな臭いがするのはイメージダウンになります。汚れがつきにくく、消臭効果のある壁紙を選ぶことで悩みも解消できます。
壁紙には次のような、汚れ防止・消臭・撥水の機能が付いたクロスがあります。
< 汚れ防止クロス >
表面にフィルムコーティングが施されているため、一般ビニル壁紙では落ちにくい油汚れやタバコのヤニ汚れ、落書きなども、水拭きや中性洗剤・消毒用アルコールを使って落とすことができます。
また、汚れ防止クロスの中には表面強化されたものがあり、車いすやベビーカーも安心して出入りできます 。
< 消臭クロス >
タバコの臭いを軽減することができるクロスもあります。
タバコの煙に含まれるホルムアルデヒド・酢酸・硫化水素などを吸着・分解し、気になる生活臭を消臭します。
また、トイレ・生ゴミのニオイや ペット臭(アンモニア・トリメリルアミン・メチルメルカプタンなど)を吸着・分解するものもあります。
< 撥水クロス >
玄関では雨の日の水滴が気になります。
撥水クロスとは、撥水(はっすい)樹脂コーティングが壁紙の一番上の層に貼られているため、水を弾き汚れが拭き取りやすくなります。
上記のようなクロスを状況に合わせて選んでみてくださいね。
アクセントクロスを選ぶ際のポイント
濃い色の壁紙や柄物は、アクセントとして活用
濃い色のクロスを広い面積に張ると、玄関スペースが暗くなるうえに狭く感じられます。
また、柄物クロスを多用すると騒々しい印象を与えてしまいます。
店舗などでは意図的にそのようにする場合もありますが、お家の玄関だと一面の壁や部分的に貼るなどして、全体的には明るい雰囲気を作るようにしたほうが良いでしょう。
●廊下の片側サイドにアクセントクロスを張る
奥に続く廊下がある場合、廊下の片側サイドにアクセントクロスを張ると、奥行きが協調されます。
廊下を含めた玄関スペースが広く感じられるのでおススメです。
●限られたスペースにアクセントとして張る
玄関正面の壁や上下収納の間など、印象的な壁紙は限られたスペースに貼るとその部分に目線を集めることができます。絵画を飾らなくてもクロスだけで華やかにすることができますよ。
●ホワイト系でもアクセントにできる
あまり色柄クロスは冒険できないと感じる人は、白いレンガ調のクロスやタイル調のクロスをつかってみるのもオシャレです。
プリントですが凹凸の型押しがあるものや、凹凸があるように見えるものなど、本物に見えてしまう技術も進んでいます。
光の当たり具合で柄が浮いて見えるものは、照明と合わせて演出するとより一層デザイン性のある玄関や廊下になります。
まとめ
玄関、廊下の壁紙の選び方をご紹介してきましたが、いかがでしたか。
自宅の玄関はどんな壁紙を使おうかと考えるだけでもワクワクしますね!
玄関は家の顔ですから、印象の良いスペースに保ちたいところです。上手に色・柄・機能を使って、いちど玄関と廊下のクロスを張り替えることを検討してみてはいかがでしょうか。