エクステリア
■ 2020/06/10
夏の暑さ対策 〜窓・玄関リフォーム編〜
本格的な夏目前!ジリジリとした日差しの強い夏は日によって40度を超える地域もあるほど、日本の夏は暑くなっています。
住まいのリフォームというと水回りリフォームがほとんどですが、実は住まいの困りごとの上位にくるのはすべて窓が原因なのです。
夏の住まいでのお悩みは「冷房が効きづらい」ということがトップです。
冷房のつけっぱなしは光熱費がかさみますし、体調も崩しやすくなってしまいます。
また、夏のニュースで多いのが熱中症報道です。実は救急搬送される事例の約4割が住居で発生しています。特に体温調節機能が十分発達していない小さな子どもや、温度に対する感覚が弱くなる高齢の方は熱中症にかかりやすいため注意が必要です。
このことからも、冷房を効率よく効かせる工夫がとても大切になってきます。
< 家の中が熱くなる原因 >
1.窓・ドアから外気の熱が流入する
2.風通しが悪い
3.窓の遮熱・断熱性が低い
1.窓・ドアから外気の熱が流入する
住宅の中で最も熱の出入りが大きい場所は、窓やドアなどの開口部で、全体の7割以上を占めているのをご存じでしたか?開口部からの熱が室内の温度を上昇させ、熱中症の原因をつくります。
家の中を快適な温度に保つためには、窓やドアから入ってくる熱を遮断することが重要になります。
日差しの遮断方法
<スタイルシェード(LIXIL)>
夏の暑い日差しを防ぐのに最も有効な手段は、窓の外側で熱を遮断することです。外部にシェードを使うことで、熱をもとからカットすることができます。
カーテンだけでは太陽の熱を45%しかカットできないのに対して、外付けの『スタイルシェード』(LIXIL)を付けると83%カット、一例では室内温度も最大3.5℃も下がり、光熱費の節約にも効果的です。
夏の紫外線もカット
「紫外線」は、窓ガラスを通過して室内まで入ってきます。シミやソバカス、シワの原因にもなり、さらにお肌の角質層から水分を奪って乾燥させます。また、家具や床の色あせの原因にもなります。『スタイルシェード』は紫外線を最大99%カットできるので、とてもおすすめです。
カラーも豊富にそろっているので、建物の外観に合わせて選ぶことができます。
使わないときは窓の上のボックスに収納でき、設置したり、取り外したりする手間もかかりません。
2.風通しが悪い
♦ 採風タイプの玄関ドアや通風建具を取入れる
風通しが悪いと室温が上がりやすく、ムシムシとして不快指数もアップします。
風速1mの風が吹き抜けると体感温度は1℃下がります。風が部屋の中を流れていく工夫をすることが大切です。
採風タイプの玄関ドアや、通風建具を使って風の通り道を作りましょう。
3.窓の遮熱・断熱性が低い
♦ 窓リフォームを考える
昔から使われてきた単板ガラスは断熱性が低く、外部の熱が入りやすいという弱点があります。
今ある窓の内側に取り付けるだけの内窓『インプラス』を取り付けるだけで、遮熱性・断熱性が大幅にアップします。
高い断熱性とすっきりしたデザイン、優れた使い勝手が魅力の窓『リプラス』という商品もあります。
壁を壊さず、足場も組まず、室内作業のみで施工を完了できます。
まとめ
窓やドアから入ってくる熱を軽減するだけでも、グッと過ごしやすく冷房の使用を控えることにつながります。
エアコンの設定温度を1℃変えるだけでも、CO2削減に大きな効果があります。
これから本格的な夏のシーズンを迎える前に「健康でエコな暮らし」を目指して、窓・玄関まわりのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか?
気になる点はお気軽にお問い合わせください。