キッチンリフォーム
■ 2020/05/31
キッチン選びで押さえておくポイント
毎日の暮らしに欠かせない、キッチン。使い勝手やお手入れのしやすさはもちろんのこと、省エネ性やデザイン面などいろんな点を検討して選びたいものです。
一般的なのはシステムキッチンですが、システムキッチンにも色々な種類や考慮すべきポイントがあるのでご紹介します。
キッチン選び、何を重視?
使い勝手のよさが最優先ポイント
家事をラクに、時短を叶えてくれる使い勝手のよさを重視される方が多いです。
特に共働きのご家庭では、キッチンでの作業効率アップはとっても大切なポイントです。
そのポイントが収納です。
収納で重要なことは、位置です。キッチンでの作業の流れを想定し、使う場所のそばに必要なサイズの収納を設けることが大切です。
引き出しは空間を有効活用できる二段式が人気です。大きな引き出しの中に浅い引き出しを設けており、大きな引き出しを引くと連動して浅い引き出しも出てくる設計です。
お手入れしやすいキッチンにするには?
汚れにくく掃除しやすい機能や素材を選ぶ
キッチンはいつも綺麗にしておきたいですよね。
汚れにくさや掃除のしやすさも、キッチン選びで多くの方が重視するポイントです。最近では、長期間お手入れが不要の換気扇や、汚れが排水口に自然と流れ込むように形状が工夫されたシンク、ワークトップとの継ぎ目をなくして汚れを溜まりにくくしたシンクや加熱調理機器など、設備の機能も充実しています。
手入れのしやすさは、シンクやワークトップ、キッチンパネル、扉材などの部材にどんな素材を選ぶかで変わってきます。ショールームで実物を見たり設置したところを念入りに想像したりして、慎重に選ぶようにしましょう。
キッチンのサイズってどのくらい?
奥行65cm、間口2m55cmが一般的。コンロやシンクの位置も自由
今は奥行65cmが主流です。シンクも大きめで、大きなフライパンもゆったり洗えるようなサイズが人気です。
間口はお好みでサイズを選べますが、2m55cmが一般的。シンクとコンロ、調理スペースに作業しやすい広さを確保した上で、コンロとシンクの移動距離を適切にすることで作業しやすいキッチンになります。
作業スペースは広ければ広いほどいいと思われるかもしれませんが、その分、移動距離が長くなるので注意が必要です。
そして、意外と忘れがちなのがコンセントの位置。調理家電が使いやすいよう、シンク近くにコンセントがあると便利です。使いたい家電の数、使いたい場所をあらかじめ確認しておくといいです。
キッチンの高さは?
使う人の身長に合わせて選び、体感して確かめる
キッチンの高さは作業性に関わる重要な要素です。
長時間立って作業する場所ですから、高さ選びは大切です。
床からワークトップまでの高さは、80cm、85cm、90cmの3種類が標準的な高さとされています。自分に合った高さを確実に知るためにも、ショールームでは必ず靴を脱いで、スリッパに履き替えてから立ってみて下さい。
まとめ
キッチンは奥さまが一番こだわる場所です。設備も機能性やデザイン、素材や耐久性など、あらゆる面から考えて決めたいものです。ご紹介したポイントを押さえながら、納得のキッチン選びをして下さい。