トイレリフォーム
■ 2020/05/29
トイレに手洗い器は必要?
トイレの後、どこで手を洗うのかは家庭によって異なります。
トイレタンク上部に手洗い器が付いており、そこで手を洗う家庭もあれば、トイレから一旦出て、洗面所に手を洗いに行く家庭もあるでしょう。
タンクレストイレや手洗いのないタイプのトイレを選ぶ時に考えておくべき気になるポイントなどご紹介します。
トイレに手洗い器を設置するメリット
すぐに手を洗える
トイレ内に手洗い器があると、その場ですぐに手を洗うことができます。
トイレと洗面所が同じ階にあればまだいいですが、2階にトイレがあるのに、洗面所は1階にあるような家庭の場合、不便に感じることが多いです。
タンク上部に手洗い器が付いており、かつスペースの狭いトイレの場合、人並みの身長がある大人であれば手洗い器まで手が届きますが、小さな子どもの身長では手が届かず、充分に手が洗えない可能性があります。
また、足腰の弱くなったお年寄りも、手洗い器まで手を伸ばすのが難しい可能性があります。 しかし、トイレ内に独立した手洗い器があると、多くの人がその場ですぐに手を洗うことができます。
汚れた手でドアに触らずに済み衛生的
トイレの後、洗面所まで手を洗いに行くには、汚れた手でトイレのドアやドアノブに触れなければなりません。
トイレの後の手は、ぱっと見では何も付着していないように見えたとしても、実はさまざまな細菌がついています。
トイレ内に手洗い器があると、その場ですぐに手を洗うことができるため、きれいな手でドアに触れることができます。
おしゃれに見える
タンク手洗器付トイレの場合、スペースを大きく取ってしまうため、ごちゃごちゃした印象を抱かれてしまう可能性が高いです。
しかし、タンクレストイレと単独の手洗い器を設置したトイレにすることで、スッキリとした印象になり、おしゃれ度が上がります。
トイレの手洗い器は後付けできる?
一般的なトイレは、ドアは外開きになっているものの、中のスペースは限られています。近年ではさまざまなスタイルや大きさの手洗い器が販売されているため、ほとんどの場合、手洗い器の後付けが可能です。
壁やカウンターへ手洗い器を埋め込む「埋め込みタイプ」は、コンパクトなサイズのものが多いです。一部が一体化している為、狭いトイレでも対応できるのがメリットです。
キャビネットやカウンター付きの「据置きタイプ」は、手洗い器の下を収納スペースとして使用できます。デザイン性に優れたものが多いため、手洗い器とカウンターの素材の質感を変えればインテリアとしても楽しめます。
まとめ
トイレに手洗い器を取り入れるメリットを理解したうえで、毎日使うトイレだからこそ思い通りの心地よい空間にして下さいね。トイレのスペースによって設置できる手洗い器は変わってきます。リフォームで後付けすることも可能なのでぜひ検討してみてください。