洗面化粧台
■ 2024/05/12
洗面化粧台の歴史と最新機能
こんにちは、高松リフォームスタジオです!
今やどこの家庭にでもある洗面化粧台、今回はその歴史からご説明させていただきます。
「となりのトトロ」という映画はご存じでしょうか? この映画といえば、トトロや主人公たちの存在感はもちろんのこと、時代の懐かしさを感じさせる作品として人気が高いですよね。
映画の時代設定は昭和30年ごろであるため、 洗面化粧台というものはありません。歯磨きや顔を洗うなどの行為は、全て台所で済ませていたのが、その頃の日本のスタイルでした。
一方都心部では、高度成長期のその時代、人口増加・住宅需要の増加に伴い、住宅供給は急務でした。
その時に誕生したのが、公団住宅向けの洗面と木製キャビネットを組み合わせて作ったTOTO「洗面ユニット」がです。
その後、1968年「洗面化粧台」という名で初めてTOTOが発売。前作の「洗面ユニット」を改良、商品としての魅力が向上したことと住宅需要の波に乗り、今の浴室・洗面所スタイルの住宅に普及していきました。
また、1980年代にはシャワー水栓と大きな洗面ボールがついた「シャンプードレッサー」が「朝シャン」という言葉と共に大流行!実際に使っていた方も多いのではないでしょうか?
その後、技術の進歩によって現在の洗面化粧台のカタチになっていきました。
工事の簡素化が目的で作られていた洗面化粧台が今では、暮らしを支える必需品に進化した、と考えると感慨深いものがありますね。
最新の洗面化粧台の機能
歴史について学んだ後は、温故知新 最新の洗面化粧台のすごい機能についてご紹介します。
①圧倒的「収納力」
従来の洗面化粧台は2枚の開き扉が一般的でしたが、最近ではキッチンと同じように引出し収納タイプのものが増えてきています。
また、今までネックであった排水管がホース化したことにより、引出しの奥までしっかり使えるのでバケツなどの掃除用具はもちろん、洗剤やシャンプなどの収納も可能に。さらに鏡の裏にも収納がしっかり完備されているので、外から見えることなくスッキリと片づけることができますよ。
②家計に優しい「エコ」な機能いっぱい!
シャワー水栓から出てくるお水は、ユニットバスのシャワー技術を搭載!20%節水でありながらしっかりとした水量が特徴です。
また、照明もLED照明を搭載しているので電気代の節約にもなりますよ。
③除菌水機能搭載で「清潔・除菌」!さらにお掃除ラクラク!
洗面化粧台は湿気が多く、お風呂場やキッチン同様カビや菌の繁殖がしやすい場所です。
TOTOの一部対応シリーズをお選びいただくと、キッチンやトイレなどでおなじみ除菌水機能をつけることが可能になります。
この除菌水は歯ブラシはもちろん、排水口の周りのぬめりなども除菌が出来る優れもの。
さらに排水口は、髪の毛やゴミなどもしっかりとってくれる仕様なので、お掃除が楽になること間違いなしです!
まとめ
洗面化粧台の現場調査は排水位置や給水管の位置・間口の寸法などの確認で10~15分程度で終了します。
また、今回はTOTOの洗面化粧台を中心にご紹介しましたが、LIXILやくるナップなど種類やデザイン・機能は多種多様です。
高松リフォームスタジオでも有名メーカー各社取り扱いございますので、お気軽にご相談ください。この機会に、洗面化粧台を快適・便利にリフォームしてみませんか?
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