エクステリア
■ 2024/03/03
あなたに合ったフェンスの選び方
こんにちは、高松リフォームスタジオです!
通行者や隣人の目線が気になる…!そんな時に重宝するのが「フェンス」です。フェンスは様々な種類があり、その人のライフスタイルに合わせて選ぶことができます。
今回はそれぞれのフェンスを比較しながら説明します。
素材の種類と特徴
アルミ形材フェンス
溶かしたアルミを押し出して形成する、直線を基調としたデザイン。
軽量で耐久力が高くデザインも豊富なため、一番多く住宅用フェンスに使用されています。また、他の素材のフェンスと比べて値段が手ごろなところも人気な理由です。
アルミ鋳物フェンス
アルミニウムを溶かして、型に流し込んでつくったもの。
デザイン性に優れた形状や複雑な模様のものが多く、家まわりを個性的にしたい人におすすめです。
樹脂系フェンス
ポリスチレンなどの樹脂系素材のもの 。
木粉や再生木などを用いた天然木のようなタイプや竹を模した商品など、木の風合いとメンテナンスのしやすさを兼ね備えたものが多いです。
スチールフェンス
強度に優れ、コストパフォーマンスが高い素材です。
開放感はありますが、デザイン性は他のフェンスに劣ります。そのため、敷地の側面や裏手などの目立たない所に設置して工事費を抑えるのに効果的です。
デザインの種類と特徴
完全目隠しタイプ
隙間のないアルミのパネルを並べ、完全に視線を遮るタイプ 。
防音・遮音効果もありますが、その代わり風が抜けない仕様のため通気性はよくありません。
また、人によっては圧迫感を感じる場合もあります。
ルーバータイプ
ブレードに斜めに角度をつけて、視線を遮りながら採風できるタイプ 。
また、風が抜ける構造のため、風の影響を和らげる効果が期待できます。お住まいが台風の影響を受けやすい場合にも効果的です。
フェンスを設置する第一条件が「目隠し」の場合、完全目隠しタイプとルーバータイプで悩まれる方が多いです。
どちらも値段は同じくらいであるため、「絶対に完全目隠し!」というこだわりがなければルーバータイプをおすすめします。
半分目隠しタイプ
隙間を細くしたり、格子を厚くしたりして、斜めからの視線をカットし視線をゆるやかに遮るタイプ。
完全目隠しタイプやルーバータイプの圧迫感に抵抗がある方におすすめです。格子型からスリットなど、デザインもさまざまです。
目透かしタイプ
光を通すパネルを採用し、視線を遮りながらほんのりとしたシルエットが見えるタイプ。
目隠しはしたいけれど、部屋の中やお庭が暗くなるのは嫌だという方におすすめです。
すりガラス調の素材のため、近くで見るとうっすら映りますが、30cmも離れればほとんど見えなくなります。
フェンスを設置する際に気を付けること
フェンスは家の目隠しや家の印象を変えたいときに有効です。
しかし、フェンスは隣の敷地に極めて近い場所に設置するため、トラブルが生じることも少なくありません。検討する際には、隣の家に与える影響はどうか、広い視野で考えるようにしましょう。
隣の敷地との境界を確認する
フェンスを設置する際に、最も気を付けたいことは設置場所です。境界が曖昧なまま設置をしてしまうと、隣の敷地を侵していたことに気づかず撤去する羽目に…、ということが起きる可能性があります。もしも自宅の境界が曖昧な場合は、隣の敷地の持ち主と相談し、土地家屋調査師に調査を依頼するようにしましょう。
また、不要なトラブルを防ぐためにも、検討段階のときに隣の敷地の方に一声かけることが大切です。
まとめ
フェンスはいろいろな素材・デザインがあります。タイプによって、メリットやデメリットといった特徴がそれぞれ違います。
まずは、フェンスを設置する目的を明確にして、敷地の状況を確認するようにしましょう。
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