トイレリフォーム
■ 2020/04/16
掃除が楽になるトイレ収納
リフォーム等でトイレを検討する時に、便器や手洗い器を選ぶことばかり考えがちです。トイレの用品や小物たちを床に直接置いたりしたらほこりや汚れの要因にもなりますし、床の掃除のときにいちいちそれをのけての掃除となりめんどくさいことになります。
収納スペースに関して、十分に検討することもなく暮らし始めてから、ラックや棚を後で購入する方も多いようです。限られた空間だからこそ事前に考えておくことが大切です。
事前に考えるべきポイント
ポイント1
何をどこにどれくらい収納したいのか?どのように収納したいのか?
トイレに収納しておきたいもの、置いておきたいものはライフスタイルによって異なります。トイレットペーパー、タオル、生理用品、掃除道具、石鹸、消臭剤、芳香剤色々とあります。それらを考える必要があります。
ポイント2
トイレだけではなく家全体の収納も考えながら検討する。家全体の収納を考えればトイレの空間に収納スペースを確保しなくてもいいかもしれません。予備のトイレットペーパーを数個かごや棚に置けばいいのであれば収納スペースは最小限でいいでしょう。
しかしある程度の物を収納しておきたい場合はトイレ空間に収納したいもの、洗面室など他の水廻りに収納するものなど、住まい全体の収納プランと同時に検討しておくことが大切です。
ポイント3
広さに適した収納をしましょう。メーカーの作り付けのキャビネット商品を利用して使いやすく、ほこりなどを防ぐことができる収納を考えましょう。メーカーの商品なら種類も多くあり、好みのパーツを選ぶことができて、見た目にもすっきりとしています。また、掃除をする際にも楽な動線になります。
(画像は一例です)
ポイント4
注意したいのは、トイレの中での動線や動作、使い勝手です。 収納をしたいがためにやみくもに、スペースを確保しては窮屈な空間になってしまうこともあるので、ドアの開閉や便器へ立ち座りの動作や掃除の際の動きやすさなどを考慮しておくことが大切です。狭いトイレなら引き戸タイプもおすすめです。それなら狭い空間でも使いやすいでしょ う。
ポイント5
設備機器メーカーのトイレ収納商品の傾向は手洗器やペーパーホルダー、リモコンや手すりなど、便器以外のアイテムを組み込んで、すっきりと見せながら収納量を確保できる商品となっています。
ポイント6
設備機器メーカーの商品は、キャビネットの扉のバリエーションも豊富になり、ナチュラルな木目調やモダンな色合いのタイプなどもいろいろあります。 ライトなどの位置を考えて間接照明にしたり、床から浮かしてキャビネットを設置することで、空間の広がりを生み出すようなデザイン提案もみられ、まるでホテルのような 素敵なレストルームを造り出すことができます。
まとめ
商品を選ぶ際には、必ずショールームで確認することが基本。自分の生活スタイルやセンスにあった、便器や便座、手洗器などを選ぶ際に、収納についても同時に検討するようにしましょう。
最近では、商品単体の展示だけでなく、いくつかの異なる広さのトイレ空間に機器などをコーディネートした展示も増えているので、自分の家のスペースを確認しつつ、収納量や使い勝手などの確認を。扉部分の開閉のしやすさ、お手入れのしやすさなどもチェックしておきたいポイントです。トイレはよく使用する空間なので快適に過ごせると気分も良くなりますね。ぜひこのポイントを押さえながら検討してみてくださいね。