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こんにちは、高松リフォームスタジオです！

キッチンのレイアウトは「アイランドキッチン」や「壁付けキッチン」、「カウンター型キッチン」など様々です。そこで今回は愛用者も多い、壁付けキッチンの魅力についてご紹介します！

壁付けキッチンとは…

壁付けキッチンとは、その名の通り壁面に沿ってキッチンが備え付けられていて、壁に向かって作業するキッチンのことです。壁付けキッチンは戦後の復興住宅がベースになっているキッチンで、今のように対面キッチンが主流になる前の日本のほとんどの家庭のキッチンは壁付けキッチンでした。

このように昔はキッチンというと壁付けキッチンのことを指すのがほとんどでしたが、今ではその数は逆転して新築、リフォーム共に対面式のキッチンの方が人気があります。

共働き世代が増えるに連れて家事のあり方も変わっていくことで細かく部屋を区切る間取りがメインの時代から、オープンで広く見えコミュニケーションが取りやすい間取りがメインの時代に変わり、それに合わせて対面キッチンが増えていったのです。

そんな対面キッチンに押され気味の壁付けキッチンですが、家のキッチンは壁付けキッチンが良いと言う方がいるように、今だに根強い人気があるキッチンでもあります。では、壁付けキッチンの根強い人気の秘密はなんなのか？

壁付けキッチンのメリットを見てみましょう。

＜メリット①＞　スペースを広く使える

実は対面キッチンの方がリビングやダイニングの方に向いているので、スペースが広く使えそうなイメージがありますが、意外にも壁付けキッチンの方がスペースを広く使えるんです。

例えば対面キッチンの場合、リビングやダイニングに向いていたとしても、キッチンの中の空間はキッチンで作業することだけに使われることがほとんどです。対面キッチンのキッチンの中は料理をするためのスペースなので、ある意味、料理をすることに特化したスペースと言えます。

しかし壁付けキッチンの場合は、キッチンのすぐ後ろ側にダイニングテーブルを置くことが多く、キッチンのスペース兼ダイニングスペースというように、料理だけのスペース以外にもキッチンを使うことができるようになります。

そのため、壁付けキッチンにすることで、家の面積を有効活用することができるのです。

対面キッチンでは広い面積が必要となってしまうため、小さいワンルームマンションやアパート、賃貸マンションでは、壁付けキッチンが多いのです。

＜メリット②＞　配膳が楽で動線がコンパクトになる

一つ目のメリットで出てきたように、壁付けキッチンの後ろ側にはダイニングテーブルを配置することが多くあります。そのため、対面キッチンのように配膳する時に一度キッチンを出てぐるっと回ってからダイニングテーブルに行くというようなことがなく、振り返ればダイニングテーブルなので作った料理を簡単に配膳することができるようになります。

これは壁付けキッチンならではのメリットで、動線としてはかなり楽です。

また、振り返ればダイニングテーブルがあるので、ダイニングテーブルを料理の作業台の代わりに使えるというのも大きなメリットです。

＜メリット③＞　窓に向かって料理ができる

キッチンの目の前に窓を付けて、窓を眺めながら料理することもメリットです。

窓の外に緑があったり、2階リビングで目の前が開けていたりすると気持ち良く料理ができます。それに臭いの強い料理をしている時は換気扇だけではなく窓を換気用として使うこともできます。

＜メリット④＞　目の前が壁の方が集中できる

これは人によるかもしれませんが、目の前が壁の方が料理に集中できて落ち着くという方もいらっしゃいます。

対面キッチンだとTVを眺めてしまうという方や目の前が、がやがやしているのが気になるという方、壁付けキッチンに慣れている方であれば、壁付けキッチンの方が集中できるかもしれません。

まとめ

壁付けキッチンにはたくさんのメリットがあります。

今の流行だからと生活スタイルを考えないで対面キッチンにするのではなく、いろいろと考えて選びたいものですね。 お料理をすることは、あなたの生活のなかでどんな位置づけでしょうか？夫婦ふたりでキッチンに立ったり、子どもにお手伝いしてもらったり…。

新築やリフォームの際は、まずキッチンでやりたいこと、叶えたい暮らしのイメージをもって、自分らしいキッチンを探してみてください。