内装
■ 2021/11/16
築15年〜20年 住まいのリフォーム
住まいのリフォームをする理由は各家庭で様々です。
築15年から20年くらい経つと、幼かった子供たちも独立し、家族構成も変わり、住んでいる人たちの生活様式も変化していきます。そのころに行う住まいのリフォームは、家の老築化対策だけでなく、より快適で充実した暮らしのために間取りを見直す良いタイミングといえます。
今回は、築15年〜20年で見直したい住まいのりリフォームをご紹介します。
リフォームの種類
子供が独立後、「必要がなくなった子供部屋を空き部屋として放っておいている」ということはありませんか? もしくは、「客間として作ったものの、ほとんど使っていない和室がある」ということは ないでしょうか?
せっかくのスペースを空き部屋としてずっとそのままにしておくのは、とてももったいないことです。
部屋を違う用途に造り変えたり、壁を取り払って現在使っている部屋を広くしたりするなど、アイデア次第でリフォームの幅はぐんと広がります。
趣味の部屋として使う
使われていない空き部屋がある場合、これから先の人生、家にいる時間が更に充実するよう、夫婦それぞれの個室を作るプランを考えてみるのはいかがでしょうか。
最近は、大人の趣味や習い事が増えて、多くのかたがご自分の趣味を楽しんでいらっしゃいます。
絵手紙や書道、水彩画、粘土手芸など、自分だけの趣味を楽しむ部屋があると、家で過ごす時間が楽しくなりますよ。
また、自分で作ったものを飾ることができる飾り棚を壁面に取付けるリフォームをするのもおすすめです。
書斎に造り替える
男性の方は、ご自分用の書斎に造り変えてパソコン作業をしたり、読書をしたりする空間が欲しいかもしれません。
その際、思い切って壁一面に床から天井まである大型の本棚を取付けることもできますよ。
そうすることで、休日はゆっくりと家で過ごしたくなるでしょう。
寝室としてそれぞれの部屋を分ける
今までは一つの寝室を使っていた夫婦も、寝起きの時間が違うと相手の睡眠の邪魔をしてしまいます。また、長く一緒にいると、それぞれが付かず離れずのちょうど良い距離感でいたくなってくるものです。
それぞれのベッドを離して置いて、スライド式の間仕切りを取り付けても、別々の寝室作りができます。しかし、子供部屋が空いているようなら壁紙や照明器具を変えるなどして、寝室としてリフォームするのも良いでしょう。
ウォークインクローゼットとして使う
年月が経つにつれて、どうしてもモノが増えていきます。
もし、空き部屋があるのならば、その空き部屋をウォークインクローゼットにリフォームして使うこともできます。パーツを組み合わせることで、収納スタイルを変えることができるシェルフを使用すれば、たくさんのモノを取り出しやすいように整然と収納が可能です。
また、部屋の中で水を使えるように工事をすれば、小さな洗面台を設置することで、ドレスアップルームにすることもできますよ。
リビングと隣接した和室をワンルームにする
使わない和室がリビングに隣接している場合は、壁を取り払って広いリビングに作り替えることで、ゆったりとした寛げる空間が確保できるかもしれません。
ただ、壁を取り払う時は取り払ってもいい壁がどうかをまず確認する必要があります。詳しくは、専門業者に相談してください。
ユニバーサルデザインという考え方
ユニバーサルデザインという言葉を聞いたことがあるかもしれません。ユニバーサルデザインは、「健常者、障害者、高齢者の誰もが等しく使いやすく快適に生活できるように製品や環境をデザインすること」をいいます。
「バリアフリー」というのは、つまずきやすい段差をなくすことで障壁や障害をなくすという意味で、ユニバーサルデザインの一部といえます。
家に住む人が年齢を重ねるに従って、以前は問題のなかった段差も危険に感じられるようになります。家庭内事故で高齢者のケガの原因として多いのは、階段からの落下や段差での転倒によるものです。
リフォームの前に家の中に段差があるところはないかをチェックし、必要と考えられる箇所には手すりを設置するなど、早めに住まいを見直しておくと今後の暮らしが安心してできるようになります。
まとめ
これからリフォームしようと考えているかたの目的やリフォームの種類は様々です。
個人のニーズに合わせて、家で過ごす時間を楽しみながら安全に過ごせる空間づくりをじっくりと考えてみるのも良いのではないでしょうか?
もし、何か不明なことがあるときは、お気軽に高松リフォームスタジオへご相談ください♪