浴室リフォーム
■ 2021/10/20
狭い浴室を広くする方法は?
リフォームで何かと考えてしまうお風呂の大きさ。新築時はちょうどいいと思っていたお風呂のサイズも、お子様の成長やご家族の介護などの関係で狭く感じている方も多いのではないでしょうか?
お風呂は、住まいに欠かせない大切なスペースです。「狭いお風呂を広くしたい!」と考えている方に向けて、今回は狭い浴室のリフォーム方法について紹介します。
浴室サイズの表し方
ユニットバスのカタログを見ていると、「1216」や「1616」などの四桁の数字が記載してあります。これらは、浴室の中に設置するユニットバスの大きさを表しています。例えば、「1616」なら横幅1600㎜×奥行1600㎜(一坪サイズ)ということになります。
種類が多いユニットバスの中でも、特に1616と1620は人気です。1616はバリエーションが豊富なため、選択肢が多いというメリットから選ばれる傾向があります。一方、1620は家族でお風呂に入ったり、ペットを洗ったりと少し広いサイズを希望する家庭に好まれています。
また、1616、1620、1625に使われるバスタブのサイズはすべて同じ(奥行1600㎜・幅も共通)です。違いは、洗い場の広さです。1616は、1人で入浴するには十分な大きさですが、親子などの複数人で入浴する場合は少し手狭に感じるかもしれません。
浴室を広くする方法
近年の浴室リフォームで多い要望は、「1216(0.75坪サイズ)を1616(1坪サイズ)にしたい」というものです。1216は奥行が1200㎜の浴槽しか入らないため、足を伸ばすには少し窮屈です。
①バスルームと脱衣所の間取りを変更する
洗面脱衣室等の浴室の隣の部屋の面積を少し狭くし、お風呂の空間を広くします。増築するという手もありますが、こちらは費用も時間も大幅にかかります。
また、間取り変更も増築も建物の構造や設備によってはできない場合があります。業者の現地調査で確認と相談をするようにしましょう。
②現地調査で無駄スペースを見つける
以前の浴室は選べるサイズが少なかったため、本来の浴室サイズより小さいサイズで施工されている可能性があります。梁で使えなかったスペースや配管設備を見直すことで、大規模なリフォームをする必要がなくなるかもしれません。
また、最近のユニットバスは、壁裏のスペースを最小限に抑えた設計にすることで、従来よりもユニットバスの室内寸法が広くなっています。そのため、浴室のサイズを変えずにより広いユニットバスが設置できるケースが増えています。
③最新機能にリフォームする
浴室自体を広くすることは難しくても、工夫次第では浴室の狭さを感じさせないようにできます。
例えば、浴室扉のタイプを引き戸にすることでもスペースは広がります。
浴室扉の標準仕様は折り戸が多いでしょう。折り戸は、屏風のように中折れするタイプで他の扉に比べるとお値段が手ごろです。しかし、扉が中折れするため、浴室・脱衣所どちらかに扉の半分程度の空きスペースが必要になってきます。
一方 引き戸は、ふすまや障子のように横に平行に引いて開閉する仕組みです。そのため、デッドスペースが生まれずに空間を有効活用することが出来ます。
また それ以外にも、メーカーによっては取り外しができるカウンターや家の浴室サイズに合わせてシステムバスを作ることが可能な場合があります。
まとめ
浴室を広くする方法は様々です。しかし、どの方法をとるにしてもバスルームのリフォームは業者の現地調査が必要不可欠です。配管やサイズの問題で、望んでいたタイプのものを導入することができない場合があります。自分がお風呂に求めるものを明確にしてから、現地調査を頼むようにしましょう。
また、「想像と違っていた…」ということを防ぐためにも、できるだけお近くのショールームで実物の肌触りや広さなどを確認することをおすすめします。
もちろん、高松リフォームスタジオでも各メーカーごとに展示をしております。
お気軽にご来場ください♪