玄関リフォーム
■ 2021/10/12
網戸で風通る玄関に簡単チェンジ！
玄関に網戸を取り付けるリフォームは、戸建て・マンションともに人気があります。
特に蒸し暑い時や室内の臭いが気になる時、「ドアを開けて風を取り込みたい…！」と思うことは多いですよね。
住まいの風通しを良くする方法として、注目したい場所は「玄関」です。
玄関ドアは建具として面積が大きいため、この部分を通風のための開口部として使えると風通しが格段によくなります。
そこで今回は、玄関網戸の種類や設置するメリット、設置にあたっての注意点についてご紹介します。
玄関に網戸を付けるメリットと注意点
玄関に網戸を取り付けると様々なメリットがありますが、もちろんのことデメリット、あらかじめ注意が必要な点も存在します。
リフォームを計画する際は、その両方を理解しておくことが大切です。
玄関に網戸を付けるメリット
一般的な住宅の間取りは、リビングや寝室などに大きな窓が設置されており、そこから外気を取り込みやすい設計になっています。一方で、玄関の周辺には窓が少ないことが多く、ドアもほとんど閉め切っているため、居室から風が入ってきても抜けていく場所がありません。
そこで効果的なモノが、「玄関に網戸を取り付ける」ことです。玄関に網戸を取付けると、窓から取り入れた風が自然に玄関へと流れていくようになるので、家全体の通風性が向上します。
通風と同時に期待できるのが、虫よけや目隠しへの対策です。
例えば、玄関脇に植え込みや鉢植えなどがあって虫が発生しやすい家では、虫の侵入を防ぎながら通風も確保できるというメリットがあります。
また、玄関が通りに面している家などは、目隠しできるデザインの網戸があれば、ドアを開けておいても家の中が丸見えになる心配がなくなりますよ。
鍵付きの網戸はある？防犯性は大丈夫？
網戸を取り付けたからといって、玄関を開けっ放しにするというのは、このご時世 防犯面が気になりますよね。
そういう場合は、「鍵付きの網戸を選ぶ」とを良いでしょう。
鍵付きの網戸の中には、内側と外側の両方に鍵が付いている物もあります。そのタイプの網戸であれば在宅中は室内から、外出時には外から鍵をかけることが可能です。
特に外出する際は、玄関ドアと網戸の鍵を二重にかけることで防犯性が高まります。
さらに防犯性が高い物にしたい場合は、ルーバー(羽)タイプの鍵付き網戸がおすすめです。
網戸とルーバーの板が二枚重ねになっている物で、ルーバーの角度を調整できる製品もあり、通風性を維持しながら目隠しができるという利点を持っています。
ただし、鍵付きの網戸を選んだからといって、防犯が完璧になるわけではありません。
あくまでも簡易的な鍵であると考えて、外出時や就寝時は必ず玄関ドアもしっかり施錠をしましょう。
人気の玄関網戸の形式・種類
横引きロール(収納)網戸
横引きロール(収納)網戸は、開ける際に左右どちらかにロール状に巻いて収納する形式のものです。
本体の着脱が可能な物が多く、オフシーズンには簡単に取り外しができます。
また、網戸の掃除や交換がしやすく、メンテナンス性に優れているいという良さがあります。
一方で、急な強風には弱い、目隠し効果が少ないといったデメリットがありますが、風対策の補強が施されているタイプや、目隠しに適したカラーの網戸を選べる製品などもそろっています。
アコーディオン(プリーツ)網戸
アコーディオン(プリーツ)網戸は、プリーツ状に加工された網戸を片引きや両引きで開ける形式のタイプのものです。
折り畳んでドア脇に収納できるほか、網戸だけを取り外して掃除したり、シーズンに合わせて本体を着脱したりすることも可能です。
強風でたわむ可能性があるという難点がありますが、フックなどで補強されているタイプを選べば、風による破損の可能性が軽減されます。
中折(折りたたみ)式網戸
中折(折りたたみ)式網戸は、網戸を引いた時、または押した時に二つ折りになる形式のものです。
ルーバータイプの網戸に多い形状で、丈夫さや防犯性の高さ、目隠し効果などに優れています。
開閉時に網戸をしっかりと畳めるので、出入りの際もスペースを取らず、邪魔になりません。コンパクトで見た目もすっきりします。
まとめ
暑くなると、窓だけでなく玄関や勝手口も開けて風を通したくなりますよね。しかし、ドアや引戸を開けておくと網戸のある窓と違って蚊が入り込んでしまいます。
玄関網戸はリフォーム工事で簡単に設置できます。
また、網戸もさまざまなタイプがありますので、設置する目的に合わせて適したタイプを選んで、玄関から室内へと心地よい風が通る暮らしを楽しんでみてはいかがでしょうか。
玄関リフォームや家の暑さ対策リフォームのことで気になることがありましたら、
どうぞお気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください♪
