洗面化粧台
■ 2021/06/23
洗面化粧台のミラーキャビネット どんなものがあるの?
洗面化粧台を選ぶとき、カウンターの形状や足元収納を気にしているかたは多いと思いますが、ミラーキャビネットも機能的なものが多く、大切な要素になります。
今回は、ミラーキャビネットの種類や選ぶ時のポイント、便利な機能についてご紹介します。
ミラーキャビネットの種類
ミラーキャビネットの種類は、シンプルな1面鏡タイプと1面鏡のサイドに収納棚が付いているもの、2面鏡タイプ、人気の3面鏡タイプがあります。
洗面化粧台は、主に600幅(60cm)、750幅(75cm)、900幅(90cm)サイズがあって、間口が狭いと選べないキャビネットもあります。洗面化粧台の周りには細々としたものがたくさんあるので、収納力に注目することは大切です。
1面鏡タイプ
シンプルな1面鏡タイプは、鏡が広く継ぎ目がないので姿がきれいに映りますが、鏡の背面に収納がない場合があるので確認が必要です。その場合は、別に収納を考える必要があります。
サイドに収納棚があるタイプは、置いてあるものが外から全部見えてしまうため、スッキリと見えるようにあまり物を置きすぎないように注意することが大切です。
2面鏡タイプ
鏡の裏は収納として使えるようになっていて、間口が600幅(60cm)のときによく使われています。
3面鏡タイプ
鏡の裏の収納量が充実していることや、両サイドの鏡の角度を変えることで背面からの見え方もチェックができるので、その使い勝手の便利さから人気があるタイプです。
選ぶときのポイント
キャビネット内のコンセントはとても便利
ミラーキャビネットを選ぶ際に確認しておきたいのは、コンセントの位置と数です。
洗面化粧台ではドライヤーや電動歯ブラシ、シェーバーなど、コンセントを使用することが多くなります。ミラーキャビネットの中にコンセントが付いているものを選べば、コンセントを差したままで使用してそのまま収納できるので、忙しい朝の時間もコンセントの抜き差しの手間が省けて時短になるうえ、コードもすっきりと片づけられてとても重宝します。
差しっぱなしにしておきたいものを優先して使用するとよいでしょう。
最近の照明はLEDが主流
最近のミラーキャビネットの照明はLEDが主流になっています。LEDは省電力で長寿命なので、電気代もお安く経済的です。
十分な光量で照らしてくれるうえ、見た目もスタイリッシュですっきりとした印象になります。
ミラーの上方から照らす照明が大半ですが、中にはミラー内に埋め込まれた形で正面から照らしてくれるものもあります。その場合、顔に影ができにくく、実際の顔色に近い状態が鏡に映るので、化粧をするのにも最適です。まるで、ホテルのパウダールームのようなおしゃれな印象になります。
照明も実際の展示で確認して選ぶようにすると満足度もアップするでしょう。
ミラーキャビネットの便利な機能(メーカー別)
ミラーキャビネットにはいろいろなニーズに合わせて工夫がされていています。
LIXIL スマートポケット
洗面化粧台周りのたくさんの小物に片づけにくさを感じている方にはピッタリの機能です。
化粧小物や散らかりがちなヘアピンや髪ゴムなどを分別してしまえるので、朝の忙しい時間でもサッと取り出すことができ、メイクや身支度がテキパキできます。
洗面化粧台で化粧をするかたにはとてもうれしい機能ですね。
※対応商品:ルミシスセレクト、L.C.(エルシー)
クリナップ スキンケア3面鏡(ダブルLED)
スキンケア用品や化粧品の収納に特化していて、20㎝もある大型ボトルも収納することができ、汚れたときは取り外して簡単に洗うことができるようになっています。液体がこぼれて汚れても安心して使用できます。
※対応商品:S(エス)、ファンシオ
TOTO スウィング3面鏡
左右の鏡が内側・外側どちらからでも開閉できる両開きタイプになっていて、鏡裏に収納してあるモノが取りだしやすくなっています。鏡を手前に引き出すことができるので、お化粧やコンタクトレンズの付け外しなど近づいて鏡を見たい時に便利です。
目が悪くて鏡をのぞき込むようにしているかたや、背が小さいお年寄りのかた、妊婦さんも無理な姿勢をとらずに鏡を見ることができます。
※対応商品:エスクアLS、オクターブ、サクア
まとめ
洗面化粧台のミラーキャビネットは、ニーズに合わせて毎日使うモノを機能的に収納でき、ストレスなく使える工夫が施されています。
次に洗面化粧台をリフォームする時は、機能と美しさを兼ね備えたミラーキャビネットに注目してみて選んでみてはいかがでしょうか。