エクステリア
■ 2021/06/16
リフォームで夏の住まいを快適に!
「熱中症」という言葉を聞かない日はないほど暑い日本。
平均気温も100年前と比べて1.1度上昇していると言われ 、 日によって40度を超える地域もある そうです。
そこで今回は、暑さ対策に効果的なリフォームについてご紹介します。
室内の温度上昇を防ぐリフォーム
住宅の中で最も熱の出入りが大きい場所は、窓・ドアなどの開口部です。
全体の73%の熱が窓やドアから入ってきており、この熱が室内の温度を上昇させるほか、室内熱中症の原因になります。
夏の暑さ対策は窓やドアから入ってくる熱を遮断することが大切です。
また体が実際に感じる体感温度と室温は違うため、外からの熱の影響を少なくする断熱対策も重要です 。
エアコンの冷房効率を上げるリフォーム
エアコンの冷房効率を上げる対策として、天井、壁、床に内貼断熱パネルを張る方法がおすすめです。
断熱リフォームした部屋は冬の寒さはもちろん、夏も暑い外気をシャットアウトしてくれます。特に、壁を珪藻土や漆喰のものにすると、より快適な空間にリフォームすることができます。
珪藻土や漆喰などの塗り壁は古くから用いられていただけあって、日本の風土に適しています。珪藻土は植物性プランクトンの死骸が化石化して堆積したもの、漆喰は消石灰が主成分の塗り壁です。
これらは優れた調湿効果で結露を抑え、カビやダニの発生を防ぐほか、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着し、タバコやペットのニオイなども吸着・分解してくれます。
(参照画像:LIXIL エコカラット)
床材を足触りのいいものに快適リフォーム
フローリングの種類によって、足裏のサラッと感が違います。
「足触りがいい・フローリングの質感にこだわりたい」という方におすすめなのは、無垢材を使ったフローリングです。
無垢材には柔らかめで薄い色の針葉樹系と硬めで濃い色の広葉樹系があり、自然塗料やワックスで好みの色に着色もできます。最近では、床暖房用に加工した材などもあります。
無垢材は空気を多く含むため、保湿性や断熱性に富んでいるほか、室内が湿っているときは湿気を吸い、乾燥時は放出する調湿作用もあります。
また、フローリングやフロアタイルなどの床材はカーペットに比べて熱伝導率が高いので、夏場でもひんやり感を味わうことができます。
日差し対策・日よけリフォーム
テラス屋根やオーニングを夏仕様にして、日差しと風通しをよくするのもおすすめの方法です。
テラスやバルコニーは、ちょっとした机やいすを置いて団らんしたり、ガーデニングなどの趣味を楽しんだりできる場所として人気ですが、夏は暑くて活用できない方も多いのではないでしょうか。
しかし、テラス屋根やオーニングなどを設置すれば、テラス窓に直射日光があたらなくなります。そうすることで、室内に日差しが入り込むのを防ぎ室内の温度上昇も防ぐことができますよ。
また、開閉可能なバルコニー囲いは、雨の時はサンルームのように晴れた時は開け放すと風通しの良いテラスになりますよ。
まとめ
リフォームによってさまざまな暑さ対策が可能です。体が喜ぶリフォーム、ナチュラルリフォームをぜひ検討してみてください。
また、ご自身で調べても分からないこと・不安点などがございましたら
お気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください♪