玄関リフォーム
■ 2021/04/16
下駄箱収納のリフォームするメリットについて
毎日のように使用する玄関は、家の顔とも言われるくらい人の目に留まりやすい場所です。
そして、収納する物の種類や数が多くなりがちな場所でもあります。玄関という狭いスペースの中で、収納力を発揮してくれる下駄箱の存在は助かりますよね。
家族が増えたときや子供が成長して手狭になったり、中古住宅を購入したときなど、玄関先の収納力を上げるために、下駄箱リフォームを検討される人も多いでしょう。
そこで今回は、下駄箱収納の種類とリフォームのメリットについてご紹介します。
既存の下駄箱をリフォーム
既存の下駄箱を使いやすく・美しくリフォームする方法は、
①下駄箱の扉の交換
②塗装の塗り直し
③姿見(鏡)の取り付け があります。
上記の内容であれば、それぞれ10万円前後でリフォームが可能です。
下駄箱の一部をリフォームするだけでも使いやすさや印象が大きく変わります。
下駄箱リフォームをする際の注意点
通気性と臭い対策
下駄箱は湿気と臭いがこもりやすい場所です。
下駄箱を選ぶ際は、通気性のよい素材や脱臭力機能のある下駄箱を選ぶとよいでしょう。
下駄箱は玄関の広さに合わせて選ぶ
収納面だけを考えて大きな下駄箱にすると、玄関が狭くなる可能性があります。下駄箱を選ぶ際は、収納力だけでなく玄関の広さに合わせて選ぶようにしましょう。
また、「玄関は狭いけど、大きな下駄箱を設置したい」という場合もあるでしょう。
そういった場合は、玄関に隣接している部屋の一部を取り壊して下駄箱を設置する方法もあります。部屋の一部を取り壊すとなると費用がかかるイメージですが、見積もりをとってみると意外と費用がかからない場合もあります。
まずは一度現場を業者に見てもらい、見積りをとることをおすすめします。
下駄箱収納の種類について
下駄箱と一言で言っても様々な種類がありますし、タイプによって収納力だけでなく、見た目の印象も変わります。
次は、玄関収納の種類をタイプ別に紹介します。
カウンタータイプ
カウンタータイプの下駄箱は床から腰くらいまでの高さの戸棚になっている下駄箱のことを言います。
高さが低いので壁の面積を広く、天井を高く見せることができます。
また、棚の上に物を置く事ができるので、植物を飾ったりするなど玄関をおしゃれに飾り付けすることができます。
鍵や印鑑など玄関に置いておきたいものが置けるスペースにもなるので便利です。
棚と棚が分かれて独立しているタイプ
カウンタータイプの天井に吊り戸棚が一緒に設置されているなど、収納スペースがそれぞれ独立しているタイプです。
配置によって「二の字型」「コの字型」「ロの字型」などのバリエーションがあります。
棚と棚の間に空間があるので、収納力を確保しながら玄関の飾りつけを行うことも可能ですし、こちらもカウンタータイプと同じで鍵や印鑑など玄関に置いておきたいものが置けるスペースにもなるので便利です。
土間収納タイプ
土間収納タイプは別名シューズクローゼットとも呼ばれています。
鍵や印鑑など玄関に置いておきたいものが置けるスペースにもなるので便利です。
玄関の床から天井近くまで壁の全面を収納として使うことができます。
下駄箱をリフォームするメリット
①玄関のスペースを効率的に利用できる
玄関回りの収納スペースを確保するために市販の下駄箱を置く事もできますが、市販の下駄箱はサイズや奥行きが予め決まっているのでデットスペースが発生しやすいです。
一方 下駄箱をリフォームすれば、現在の玄関のスペースに合わせた設計を行うことができます。
そのため、限られたスペースであったとしても収納スペースを確保し、下駄箱の機能性を高めることができます。
②玄関を明るく見せることができる
毎日使う玄関は明るい空間であって欲しいですよね。玄関をリフォームすれば、暗くなってしまいがちな玄関を明るい空間に生まれ替えることが可能です。
また、白を基調としたシューズクローゼットに変更したり、照明を明るいものに変更したりすることで、さらに明るい玄関を印象付けることができますよ。
まとめ
玄関の下駄箱をリフォームして収納スペースを有効活用すると、玄関を広く有効に使え生活が便利になります。
また、玄関をリフォームすることによって収納スペースを増やすことができるだけでなく、玄関スペースを明るくおしゃれな空間に変えることもできます。
家族構成やどんな靴を収納したいのかによってもリフォーム内容は変わってきます。
玄関の限られたスペースを利用して、家族みんなが使いやすくて快適な玄関を実現させましょう。