キッチンリフォーム
■ 2021/04/15
キッチンのレイアウト L型キッチンの特徴
キッチンのリフォームを考えたとき、まず悩むのがキッチンのレイアウトです。キッチンは壁付けや対面など様々な種類があります。
今回は人気の「L型キッチン」についてご紹介します。L型キッチンの特徴を把握して、キッチンリフォームの参考にしてください。
L型キッチンとは…
L型キッチンは、作業スペースをアルファベットのL字型に配置したキッチンのことです。
基本的にコンロとシンクが90度で向かい合うように設置されることが多く、壁付け・対面のどちらでも設置することができます。
L型キッチンの他にI型キッチンやU型(コの字)キッチンというものもあります。
I型は、シンクとコンロが一直線に並ぶI字型のキッチン、
U型(コの字)はキッチンに立つ人を中心にシンク、コンロ、調理台が三方向にとられたキッチン
のことをいいます。
どのタイプにするかは、キッチンに使えるスペースを考えて選ぶようにしましょう。
L型キッチンの魅力
①作業スペースが広い
コンロとシンクの間の調理スペースが広めに作られているため、調理スペースに物をたくさん置くことができます。
②シンクと加熱機器の間の動線が短い
最短距離で食材を洗う・切る・炒めるといった作業ができるため、時短に繋がります。
③複数人での作業でもゆとりがある
2つのキャビネットがあるので、一方の邪魔をすることなく作業を行えます。
また、L型キッチンの片方をリビングやダイニングに向ける間取りが人気です。
これにより、L型キッチンのメリットでもある作業のしやすさを損なうことなく、リビングやダイニングとのコミュニケーションがとれるようになります。
L型キッチン 収納のコツ
L型キッチンは収納スペースが豊富な反面、奥行きがあるため収納は少し使いづらい部分があります。
特にコーナー部分はデッドスペースとも呼ばれ、活かしきれていない方も多いと思います。
ここでは、どうしても使いにくいと感じてしまうコーナー部分の賢い収納方法を紹介します。少しの工夫でぐっと使いやすくなりますので、ぜひ参考にして下さい。
①収納するものの優先順位を考える
まずは、シンクキャビネット・コンロキャビネット・コーナーキャビネットのどこに何を置くか、見直しをしましょう。
コーナーキャビネットに収納するものは、使用頻度が低いものをしまうことをおすすめします。また、詰め込みすぎないこともポイントです。どうしても奥に入り込んだものは取り出しにくいため物は少なめに、もしくは収納ケースを活用するようにしましょう。
②メーカーのパーツで解決する
今後L型キッチンにリフォームをするのであれば、コーナー部分を引き出しにしたタイプや回転棚タイプなどの仕様を選ぶことをおすすめします。各メーカーによってコーナー収納の機能は違いますので、自分に合ったものを選んでください。
まとめ
今回はL型キッチンの魅力についてご紹介しました。L型キッチンは、作業効率がよく、親子など複数人での作業に向いています。弱点であった収納のデッドスペースも少しの工夫で改善されます。
キッチンにはさまざまなレイアウトがあります。他のレイアウトのメリットやデメリットと比較して、失敗しないリフォームを行いましょう。