キッチンリフォーム
■ 2020/10/31
キッチンのカルキの汚れ 簡単に除去する方法は?
キッチンシンクについた白い線状の跡。
「拭き掃除をしても汚れがとれない…!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
水道の蛇口にこびりついた白いガチガチの塊、ポットの底の白い模様…、これらは「カルキ」と呼ばれる水道水を使用した際に現れる厄介者の可能性が高いです。
そこで今回は、カルキ汚れをすっきり落とす掃除方法と注意点をご紹介します。
カルキの除去にはクエン酸?重曹?
付着して間もない汚れの場合
付着して間もない汚れの場合は、研磨効果の高い重曹がおすすめです。
重曹は粒子が丸く細かいので、こすっても傷がつきにくいという特徴があります。そのため、付着して間もない汚れの場合は、重曹が研磨剤の役割をはたして簡単に削り取ることが可能です。
また、重曹は弱アルカリ性で人体には無害なうえ、油汚れや湯垢、生ごみの臭いなどにも効果があります。
掃除の万能アイテムでもある重曹。まだ持っていないという方はこの機会に、試しにドラックストアなどで購入することをおすすめします。
時間が経った汚れの場合
カルキの汚れはアルカリ性であるため、弱酸性のクエン酸で中和するのが効果的といわれています。
お酢や酸性の洗剤、レモン汁などを気になる部分に吹き付けて数十分放置。その後にスポンジなどでこすれば汚れは落ちていることでしょう。
ただし、汚れが頑固になればなるほど除去するにも時間がかかります。
「この汚れはいつのもの…?」という場合は、汚れの部分にキッチンペーパーなどを吹き付けてパックをしたりつけおきの時間を長くとったりして、統制をするようにしましょう。
クエン酸を使うときの注意点
普段使っているものの中には、クエン酸を使うことによって劣化を促進させてしまう素材があります。
例えば、浴室のタイルや、漆器、塗装が施してあるもの、包丁に使われるような鉄製品などの錆びやすい素材は相性がよくありません。
また、クエン酸と塩素系漂白剤が混ざってしまうと、有毒な塩素ガスが発生します。
水垢などのカルキ汚れをとっている間に、塩素系漂白剤でカビ取りなどの掃除を行うことは大変危険です。必ずどちらかを先に終わらせて、洗剤をきれいに洗い流してから行うようにしましょう。
まとめ
重曹やクエン酸を上手に活用して、キレイなキッチンを維持するようにしましょう。
また、「それでも汚れが落ちず、汚れがつきにくいキッチンにリフォームしたい」という場合はお気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください。皆様の理想に合うキッチンをご提案させていただきます。