キッチンリフォーム
■ 2020/08/27
最新レンジフード メーカー別の特長
キッチンのお掃除のなかでも、「レンジフードの掃除は苦手…」と思っている方も多いのでないでしょうか。レンジフードは埃にプラスして、調理などで使用した油を吸い込んでいるため、汚れが頑固で落とすのに時間がかかってしまう部分です。
しかし最近のレンジフードは汚れにくい・掃除がしやすいように作られている製品が増えています。
そこで今回は、主にクリナップとLIXILの最新レンジフードについて詳しくご紹介します。各メーカーの特長や違いを知って、ご自宅に合ったものを選びましょう。
クリナップ「洗エールレンジフード」
洗エールレンジフードは、ボタン1つでフィルターとファンの油汚れをまるごと自動洗浄します。
フィルターとファンが一体になった構造で、 レンジフード内の油煙の流れをスムーズにします。そうすることで、油汚れを効率良く集めます。
その集めた油汚れは、自動洗浄でラクラクお掃除。
洗エールレンジフードは、レンジフード内の汚れの約8割を自動で洗浄できる優れものです。
特長① 約10年間、自動で洗える
給湯トレイにお湯(40~45℃)を入れて本体にセットして、[洗浄]ボタンを押すだけでファンフィルターの油汚れを自動で洗浄します。
その操作も、約2ヶ月に1回。
約10年間ファンフィルターを取り外さずにお掃除が可能になります。
特長② お掃除にかかる時間を節約&節水
手洗いに比べてお掃除にかかる時間を約1/10に短縮。時間や労力を面倒な掃除に使うことなく、家族や自分のために使うことができます。
また、少量のお湯で効率よくレンジフードの中を洗うので、節水にも効果があります。もちろん、自動洗浄なので洗剤や掃除道具の用意もしなくて済みますよ。
洗エールレンジフードのお手入れ方法
①給湯トレイにお湯(40~45℃)を入れて本体にセット
②洗浄ボタンを押すと集めた油汚れを自動洗浄(約10分)
③排水トレイの水を捨てる
LIXIL「よごれんフード」
LIXILのよごれんフードは、オイルスマッシャー機構が油の浸入をブロックして面倒なお手入れをラクにします。
汚れんフードは、汚れた空気から油だけを取り除くことができます。上の図のようによごれんフードに吸収された煙は、高速回転するディスクの働きによってで空気と油に分解されます。
そうして分解されて残った油はオイルトレーに留まり、油が取り除かれた空気は、ファンを通り抜けて家の外に排出される仕組みになっています。
特長① 便利な「風量おまかせモード」
よごれんフードに搭載された機能には「風量おまかせモード」というものがあります。
これは、加熱調理の状況に合わせて運転モードを自動で切り替える機能です。
手動での風量変更の手間がなくなり、取り逃がしていた油煙もしっかりキャッチしてくれます。
特長②調理状況を捉えて、油煙をすばやくキャッチ
油を使う調理を「中」運転のまま行った場合に発生しがちだった捕集漏れを軽減して、油煙の広がりを抑制できます。
よごれんフードのお手入れ方法
◆ 普段のお手入れ
普段のお手入れはカンタン拭き掃除。
整流板とオイルトレーはフッ素塗装されているので、 油をサッと拭き取って洗うだけでOKです。
◆ 回転ディスクのお手入れ
回転ディスクのお手入れは、約3ヶ月に1回。
回転ディスクは、 水が作用して汚れを浮かせる「親水性塗装」を施しているので、ゴシゴシ洗う必要はありません。
その他、各メーカーの製品
・TOTO 「ゼロフィルターeco」
ノンフィルターで お手入れカンタンです。
・パナソニック 「ほっとくリーンフード」
全自動おそうじファン付で、 ほうっておいてもキレイが続きます。
・タカラ 「ホーロークリーンレンジフード」
汚れやすい場所全てにホーローを採用しています。
など、各社それぞれに工夫と特徴がありますよ。
まとめ
レンジフードは毎日使用するキッチンで一番汚れる部分でもあり、家の中全体でも掃除が面倒な場所の一つです。今やお手入れの回数が少ない事が必須の条件となりつつあります。
もし、レンジフードの汚れやお掃除にかかる時間に悩んでいるのでしたらこの機会にレンジフードのリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
その際はぜひ、お気軽に高松リフォームスタジオにご相談ください。