キッチンリフォーム
■ 2020/08/01
ガスコンロをリフォームするときの基礎知識
毎日使うガスコンロは、年月が経つ汚れや傷が目立ったり、最新の機能が気になってきたりします。
そんな時に、カタログを見て「ガラストップ・ガラスコートの違い」や「両面焼き・片面焼きの特長」などの分からないことがあると面倒に思えてきますよね。
そこで今回は、知っているようで知らない ガスコンロの基礎知識についてご紹介します。
①天板の素材
ガスコンロの天板の種類はホーロー、ガラストップ、ガラスコートが一般的です。
それぞれの素材によって、強度や耐久性、値段が異なるので、ご自宅にあったタイプのものを選ぶようにしましょう。
ホーロー
鋼板にガラス質のコーティングが施された素材
◎ツルっとした表面で耐久性に優れている。値段もお手頃
×塗装が弱く傷がついた箇所から錆が発生することがある
⇒コストパフォーマンス重視な方にオススメ!
ガラストップ
天板に強化ガラスがはられたガスコンロ、人気かつ現在主流の天板
◎透明感が美しく高級感があり、耐久性、耐熱性に優れ、お手入れも簡単
×重いものを落とした場合破損の恐れ有り
⇒見た目の美しさとお手入れの簡単さを重視する方にオススメ!
ガラスコート
強化ホーローにガラスコーティングが加えられている
◎鋼板の丈夫さと、発色が良く鮮やかな色展開
ガラストップに比べると安価
×傷が付きやすく、傷からコーティングが剥げて錆が生じる可能性がある
⇒費用を抑えつつ、ガラスの利点を活かしたい方にオススメ!
②バーナーの位置
一般的に2口コンロには、「標準バーナー」と、強火力の「大バーナー(標準バーナーの約1.5倍)」が左右に1つずつ付いています。
3口コンロの場合も同様で、奥にあるコンロには弱火の「小バーナー」が搭載されています。
※壁の劣化・火災防止のため、壁から遠い側のコンロを強火力バーナーにするのが一般的です。
強火力バーナーの位置は製品ごとに固定されていることが多いため、購入時に左右どちらにあるかを確認しましょう。また、最近は左右両方とも強火力バーナーになっている機種などもあります。
③グリルの選び方
グリルは大きく分けて、「両面焼き」と「片面焼き」の2つ、いずれも「水あり」と「水なし」の2タイプがあります。
両面焼き:食材を上下のバーナーで加熱するため焼きムラができにくく、
片面焼きの約1/2の時間でスピーディーに調理できます。
裏返す手間が省けるので、忙しい方にもオススメ。
片面焼き:両面焼きに比べて値段が手ごろ。
お手入れが簡単で、あまりグリルを使わない方にオススメ。
水あり:焼く前にグリルの下の受け皿に水を入れるタイプ。本体価格がおてごろです。
水なし:受け皿に水を入れないタイプ。最近の主流で準備や手入れが楽です。
お手入れがしやすく高機能なグリルを求めている方は「両面水なしグリル」、
コンロの価格を抑えたい方は「片面焼きグリル」で検討してみるのもいいでしょう。
(2020年7月2日のブログ「料理の強い味方!グリルの活用法」も、ぜひ参考にしてください!)
まとめ
最新のガスコンロはデザインも豊富で、以前のものに比べるとフラットなタイプのものが増えてきています。
「機能が古くて買い換えたい」「五徳(バーナーの上にナベやフライパンを置くための金属製の台)が汚れて、掃除をするのも面倒くさい」といった悩みをお持ちの方は、この機会にぜひコンロのリフォームを検討してみてください。
もちろん、ガスコンロをIH調理器に変更することも可能ですので、
詳しくは高松リフォームスタジオにご相談ください♪