内装
■ 2020/07/27
間取り変更リフォーム(子供部屋の場合)
間取り変更リフォームとは、1つの部屋を複数の部屋に分けたり、逆に壁を取り払って部屋を大きな一つの空間にしたりするリフォームのことです。
築5年から10年が経つと、子供の成長ともに同じ部屋で過ごしていた子供たちが、それぞれの部屋が必要になり、1つの部屋を2つに分けるというリフォームが必要になります。
今回は、子供たちの成長に伴って子供部屋を分ける間取り変更リフォームについてご紹介します。
子供部屋の間取り計画
子供部屋は、遊びや勉強、就寝のスペースとして使われます。
子供が幼いときは、性別に関係なく一つの部屋で一緒に過ごせますが、成長に合わせてプライバシーが欲しくなるものです。
子供にとっても、それぞれの個性に合わせて一つの部屋が持てるということは、とても嬉しいことですね。
子供部屋のスペースを計画するときは、ある程度将来を見越して変更できる用意をしておくことが大切です。
①間取り変更リフォームの方法
アコーディオンカーテンで仕切る
アコーディオンカーテンは、伸縮性のある蛇腹状のカーテンで、部屋の間仕切りとしてよく使われます。
天井から吊り下げるので、天井にしっかりとした下地を設けることが必要になります。
また、部屋を完全に分けるのではなく、開閉することで元の一つの部屋の広さに戻すことが可能です。
しかし、足元には隙間があるため、隣の部屋の音や話し声がよく聞こえてしまい、プライバシーの確保という点では劣ってしまいます。
②可動間仕切り収納を利用する
便利な収納に、「可動間仕切り収納」というものがあります。
子供たちが幼い時期は、収納を一つの部屋の中に置いて使用し、ある程度の年齢がきたときに、収納を移動させて部屋を間仕切りとして使うことができます。幅や高さもそれぞれの家に合わせてサイズオーダーができるので安心です。
足元にはキャスターが付いていて、女性でもラクに移動することができ、ストッパーで天井と床に固定することができます。
間仕切り壁が収納家具で作れるのはとても手軽で便利ですね。
③壁を作って仕切る
各部屋がまったく別の空間になって、個人のプライバシーが確保できる一番良い方法は、壁を増設することです。
建築段階で将来 子供部屋を仕切る計画をして、各部屋に入るためのドアを別々に設けている場合は、建築で壁を造ることでそれぞれの部屋を分けることができます。
また、増設した壁にアクセントクロスを張ると、子供たちの個性に合わせた部屋作りができますね。
子供部屋に必要な家具
子供部屋に必要な主な家具は、ベッド、机、椅子、本棚、収納です。
間取り変更リフォームをしたことによって、「家具を置くスペースが狭くなった…」と感じられる方もいるかもしれません。
そんな時は、ロフトベッドを活用してスペースを確保する方法をおすすめします。
ロフトベッドは、ベッドの下に机や本棚を設置できるので狭いスペースでも有効に使うことができます。
その際には、窓から入る光を遮らないようにレイアウトを考えるようにしましょう。
まとめ
幼いころは一緒の部屋にいた子供たちも、成長とともに一人の部屋を欲しがる時が来るかもしれません。その際に大切な子供たちが家で快適に楽しく過ごすためにも、部屋の間取りリフォームを考えてみませんか。
また、今回ご紹介した方法で部屋を分ける場合でも、最初から計画していないと出入り口の確保ができない可能性があります。その時は、出入り口になるドアを増設する必要があるので、詳しくは専門の業者に相談をしてみてください。
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