浴室リフォーム
■ 2019/12/24
香川県高松市 浴室リフォームのポイント・ユニットバスはこう選ぶ
お風呂で最近ゆっくりしてますか? カビやヒビが気になってませんか? 心当たりのあるかたは、ユニットバスにリフォームしてみませんか?
※ユニットバスが設置できる条件
ユニットバスにリフォームするならまず知っておきたいのが1216、1616等と言われるサイズのこと。自分の家に入るサイズを知っておきましょう。
●ユニットバスのサイズ
ユニットバスとは、あらかじめ工場で浴槽や天井、壁、床などのパーツを造っておき、現場で組み立てて設置するバスルームのことです。
パーツやオプションを自由に選べるのでシステムバスと呼ぶこともあります。タイルを一枚ずつ貼っていく在来工法と比べ、工事が短縮化できるという利点があります。
ユニットバス(システムバス)に変える場合は、まず自宅の浴室のサイズを測り、どのサイズのユニットバスが合うかを確認してみましょう。カタログやショールームでは、0.75坪、1坪、1.25坪というふうに床面積で表示されています。
たとえば1坪の広さ(内寸)は、約1600mm×1600mmになります。メーカーによって少しサイズが違うかもしれませんが、各タイプの広さは概ね次の通りです。
<ユニットバスのサイズ一覧>
サイズ | 坪 | 浴室内寸(短辺×長辺) |
---|---|---|
1216サイズ | 0.75坪 | 1200mm×1600mm |
1217サイズ | 0.75坪 | 1200mm×1700mm |
1317サイズ | 0.75坪 | 1300mm×1700mm |
1616サイズ | 1.0坪 | 1600mm×1600mm |
1717サイズ | 1.0坪 | 1700mm×1700mm |
1618サイズ | 1.25坪 | 1600mm×1800mm |
1620サイズ | 1.25坪 | 1600mm×2000mm |
1621サイズ | 1.25坪 | 1600mm×2100mm |
1624サイズ | 1.5坪 | 1600mm×2400mm |
1818サイズ | 1.5坪 | 1800mm×1800mm |
1坪タイプと1.25坪タイプの違いは洗い場の広さです。
家族で一緒に入ったり、介護が必要なお年寄りがいれば、洗い場が広い方が使いやすいでしょう。
また、最近では、配管スペースを工夫するなどで1坪サイズよりも10cmほど大きくした商品も出てきています。
※子供と一緒に入れる最適な広さ
一般的な浴室の広さは、0.75坪~1.5坪くらいですが、子供と一緒に入浴するのであれば1.25坪~1.5坪は確保したいところです。1坪サイズでも浴槽の形や工夫で広く使えるようになります。
たとえば長方形の浴槽よりも、洗い場側に大きくカーブした形状の浴槽を選ぶと、二人一緒にゆっくり入れます。
壁面に収納を組み込んだり、出っ張りがあまりない水栓金具でしたら洗い場を広く使えますし、出窓を設ければ空間を広く感じることができます。
●壁を壊さずに設置できるユニットバス
在来浴室からユニットバス(システムバス)にリフォームする場合は、床や壁の解体、給排水の接続、電気配線、ユニットバス(システムバス)本体の組立てといった工事の流れになります。
「工事では壁を壊さなければいけないの?」という質問を受けますが、ユニットバス(システムバス)は現場で組み立てるので大抵は壁を壊さなくても大丈夫です。狭い通路でも間口が650mm、曲がり角が750mmあれば搬入できます。
ただ、在来浴室の場合、床下に水が浸入し土台や柱が腐食しているケースも多く追加費用が発生する場合があります。
ユニットバス(システムバス)からユニットバス(システムバス)にリフォームする場合は、浴室の大きさに変更がなければ、タイルや壁の解体などの必要がないため、在来浴室からのリフォームに比べて工事費が安く抑えられます。
●ユニットバスで、できないこと
ユニットバス(システムバス)は規格品なので、住まいによっては設置できなかったり、逆に費用がかさむケースがあります。
たとえば、浴室の形が変形していたり、柱等で浴槽の角がでていたりユニットバス(システムバス)を設置する時に間取り変更のような大掛かりな工事が必要であったり工事費を抑えるため現状の浴槽より小さいサイズのユニットバスを設置したりする場合もあります。
☆リフォームに最適なぴったりサイズシステムバス
マンションの場合は今の場所で浴室をリフォームするのは比較的簡単ですが、浴室を別の場所に移動る場合は大掛かりな工事になってしまいます。移動できるか、できないかは床下の配管を動かせるかがポイントですが、管理組合の規定もあるので事前に確認しておきましょう。