キッチンリフォーム
■ 2020/06/21
キッチンシンクの種類と特徴
「キッチンシンク」と聞くと、大半の人は銀色で四角いシンクを想像するのではないでしょうか?しかし、実際のところシンクは素材もデザインも様々です。
そこで今回は、素材別・メーカー別にシンクの特徴を紹介します。
これを読んで、ご自身の生活スタイルに合ったシンクを見つけましょう。
素材①ステンレス
キッチンシンクの定番といえば、ステンレスでしょう。
商品によっては、継ぎ目のない一体成型、汚れを弾く特殊なコーティングをしたものなどがあります。
⇒使い勝手が良くて衛生的!日常的に使用する人におすすめ!
素材②人造大理石
大理石のように美しく高級感がある見た目で、最近人気の素材です。
ワークトップ(天板)とシンクの色を揃えたりすると、一体感があるおしゃれなキッチンになります。
⇒カラーバリエーションが豊富!キッチンをおしゃれに使いたい人におすすめ!
素材③鋳物ホーロー
ホーローは、金属の表面にガラス質のうわ薬を塗り、高温で焼き付けて作ったものです。
日本ではあまり馴染みがないですが、海外では古くからシンクに採用している素材です。
⇒機能的で見た目も美しい!キッチンに強いこだわりがある人におすすめ!
LIXIL ナイアガラフロー方式
ナイアガラフロー方式のシンクは、底面の傾きが左右の両端に行くほど大きくなる形状になっています。そのため、従来よりも水が広がりにくく、排水口に向かって効率よく排水できるという特徴があります。
底面をすばやく洗い流せるため、お手入れにかかる時間を短縮。使用する水の量も抑えられます。
その他にも、2段のレールとシンクサポートがついて調理や後片付けの作業効率が上がるものや、継ぎ目のないシームレス仕上げで排水口も一体成型のシンプルなデザインのものなどがあります。
クリナップ 流レールシンク
流レールシンクは、シンク内のゴミや汚れを手前の水路(流レール)に集めながら、効率よく排水口に流れていく仕組みになっています。
調理中からシンクをキレイに保つことができるため、見た目も良く快適に調理・後片付けをすることができます。
その他にも、汚れが付きにくい親水性の特殊コーティングがされたものや、傷がつきにくく目立ちにくいエンボス加工をしたもの、シンクの振動を低減した構造で水はね音などが抑えられたものなどがあります。
Takara standard 家事らくシンク
家事らくシンクは、調理で必ず行う「洗う・切る・捨てる」という動作をシンクの上でできるようになっています。どういうことかといいますと、①シンクの上にまな板が置ける ②お皿や食材を置くことに適したプレート ③シンク底の汚れを気にせず水切りができるプレート がついているので、衛生的にスムーズに作業をすることができます。
その他にも、シンクとワークトップの接合部に段差やスキマが無いデザインのものや、食器用洗剤とシャワーでカンタンに油汚れが落とせるものなどがあります。
まとめ
キッチンシンクにもいろいろな種類があります。機能的なステンレス、おしゃれな人造大理石、こだわりの鋳物ホーロー、効率よく排水できる構造のもの、調理のサポートをするものなど…。メリット・デメリットなどの特徴は、素材やメーカーによっても大きく変わります。
自分の理想にあったものを選ぶためにも、ショールームで実物を確認したり使っている人の話を聞いたりして、じっくり考えるようにしましょう。