トイレリフォーム
■ 2020/06/18
便器のリフォーム 確認ポイント
古くなった便器の交換を考えている人も多いのではないでしょうか。
以前の便器に比べると、50%以上も節水できる「節水型便器」や、ウォシュレットや暖房便座にかかる光熱費削減が出来る「節電型」も多数あります。
また、「タンクレス」に換えて見映えよくスタイリッシュな空間にしたいなど、交換するにあたり優先順位を決めておくと選別するのに役立ちます。
そこで今回は、交換前に確認しておくポイントをお伝えします。
トイレのスペースに合っているものか
希望の便器を選んでも、使い勝手が悪くなってしまっては困ります。
設置した時、 便器の先端から壁までは50㎝程度はあけておかないと窮屈なスペースになってしまいます。まずは、現在の便器と検討している便器の幅と奥行きを確認するようにしましょう。
例として、タンク部分をキャビネットの中に隠したタイプは、見た目がすっきりとした印象でリフォームにおススメです。
LIXIL(リフォレ)
排水形式を確認しよう!
便器の排水には「床排水」と「壁排水」があります。
特にマンションのトイレリフォームでは便器を選ぶ際に排水形式の確認が必要です。
「床排水」のマンションが大部分ですが、中には「壁排水」の場合もあります。
現在の排水の仕方に合った便器を選ぶようにしてください。
※便器の後ろの壁との間に太い排水管がある場合は壁排水タイプです。
タンク式かタンクレスタイプか
洗浄方法がタンクにためた水で流す「タンク式」と、水道直圧式の水流で洗浄する「タンクレスタイプ」があります。
トイレに手洗い器を設置するスペースがあるなら、スタイリッシュなデザインのタンクレスタイプを選ぶのはいかがでしょうか。水を連続で流すことができるので朝など家族が続けてトイレを利用するときには便利です。
コンパクトな手洗い器も選べるので検討してみる価値はあります。
ここで、注意点!
<停電時>
タンクレスの場合、水を流すには電気を使うため停電のときは流すことができなくなります。
手動で流せるものや、別売の電池を使用するなど、各メーカーによって工夫がされているので、あらかじめ操作方法を確認しておきましょう。
<水圧不足>
マンションのような集合住宅や、高台にある住宅、戸建てでも2階以上の階では水圧不足になり流せなくなることがあるためタンクレストイレが設置できない場合があります。
低水圧でも設置可能なタイプを選ぶようにしましょう。
まとめ
最近の便器はラクにお掃除できる機能も充実しており、リフォームすることで気持ちの良い空間になるだけでなく省エネになるのはとてもうれしいものです。
便器の取替を決めたら、プロに一度、現状を見てもらうことがとても大切です。
給・排水の位置や床・壁の状態も併せて診断することで、工事も一度に済ますことができます。
また、マンションの場合は専有部分であってもリフォームの際には前もって管理組合への届け出が必要です。管理規約に精通し、届け出を忘れないようにしましょう。
高松リフォームスタジオでも、便器の展示をしています。
実際に見ることはとても大切です。お気軽にトイレのリフォームをご相談ください。