キッチンリフォーム
■ 2020/06/13
浄水機能付き水栓のススメ
生活する中で欠かせないお水。普段の飲み水や食材の洗浄、調理など、私たちはたびたび水を口に入れます。
もし、「水にこだわりがない」「たまにしか飲まない」のであれば、水道水やペットボトルの水で十分かもしれません。
しかし、「毎日水を買っている」「美味しい水が飲みたい」と考えるのであれば、浄水機能付き水栓(浄水カートリッジ内蔵形)の方がお得な場合があります。
そこで今回は、浄水機能付水栓(浄水カートリッジ内蔵形)のメリットを紹介します。
浄水機能付水栓(浄水カートリッジ内蔵形)とは
日本の水道水は厳しい基準で管理されているため、安全面はとても優れています。しかしその反面、水を殺菌する際に使う塩素の臭いに抵抗があり、「水道水=美味しくない」と感じる方もいることでしょう。
一方 浄水機能付き水栓は、浄水カートリッジをスマートに内蔵した浄水栓で水道水に含まれている不純物を除去、もしくは減少させる機能がついています。そのため、手軽にいつでも安全で美味しい水が飲めるという点が浄水機能付き水栓の最大の魅力といえるでしょう。
また、市販のお水を定期購入している方にも浄水機能付き水栓はおすすめです。コスト面・重たい買い物・面倒な処理に悩んでいる場合は、ぜひ検討してみてください。
浄水機能付水栓のメリット
①こだわりの美味しい水
浄水器といえば「安全で美味しい水」というのが第一条件でしょう。
ここでは、メーカーごとのさまざまな工夫を紹介します。
< LIXILのこだわり >
セラミックフィルター×活性炭
「まるで岩清水のような天然のおいしさ」
セラミックのフィルターで濾過した水はまろやかさで臭みがなく、活性炭でさまざまな有害物質を吸着します。
< TOTOのこだわり >
中空糸膜フィルター×活性炭
「一般細菌まで除去できる高性能カートリッジを内蔵」
0.1μmレベルの穴が濁り(赤さび、微細な粒子、一般細菌など)をカットし、活性炭が水道水に含まれる塩素やカビ臭を除去します。
< Takara standardのこだわり >
中空糸膜フィルター×活性炭
「ミネラルを含んだ安心な水を作れます」
タカラスタンダードの浄水器は、3重でろ過。
中空糸膜フィルターによって、濁り(雑菌、固形鉛などの13物質)を除去します。
②見た目がすっきり キッチン広々
浄水器は、水栓と浄水器が一体になったもの以外に「蛇口直結型…浄水器本体を水栓(蛇口)に直接取り付ける」や「据置型…水栓とは別に浄水器を設置する」があります。ただ、これらはキッチンの作業スペースが狭くなったり収納するスペースが必要だったりします。
キッチンは使い勝手や見た目もこだわりたい部分です。デザイン面を重視するのであれば、バリエーションが豊富で理想にあったものを選ぶことが出来る浄水機能付き水栓をおすすめします。
③操作が簡単
浄水機能付き水栓は湯水の使い分けと同じ要領で、浄化した水を利用できます。その方法はレバーやダイヤルを回すだけで切り替えができたり、一目でわかりやすいスイッチタイプだったりとさまざまです。
浄水と水道水の使い分けもスムーズに、効率よく家事を行うことが出来ます。
④その他
メーカーによっても異なりますが、内臓カートリッジが定期購入できたり家電量販店やインターネットショッピングモールで購入できたりするものがあります。そのため、交換時期を気にしてムダな買い物をする必要がありません。
また、ペットボトルやウォーターサーバーだと持ち運びと保管が面倒になりがちですが、内蔵型の浄水カートリッジは形がコンパクトで交換も簡単です。
そのため、長期的に考えるのならば断然 浄水機能付き水栓がお得で使いやすいでしょう。
また、リフォームで浄水機能付き水栓に変更することは可能です!
水栓を変えるだけでもキッチンの使い勝手やデザイン性が上がりますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
水栓のみのリフォームの場合は、既存の水栓金具 取付穴のタイプ(ワンホールタイプや壁付けタイプなど)が同じであることが条件です。詳しくは、専門業者に相談してください。
まとめ
浄水機能付き水栓は、メーカーによって特徴が違います。デザイン、安全性、価格など、ご自身の理想にあったものを選んでください。
また、浄水機能付き水栓も日々進化しています。以前購入を断念した方もこの機会に、もう一度考えてみてはいかがでしょうか?